さて、注文したS95が届いてからというものの、せっかくの新月期をはさんでお天気は荒れ模様が続いた。1月21-22日の週末は盆地の底の当地は季節外れの雨降りだったが、日曜日の夕方には天候が回復してきた。21時を過ぎる頃に外に出て確認してみると思ったよりも星がよく見えている。そして暖かい。ということで、急遽出掛けてみることにした。本当はNinja320を持って行きたいところだが、天気予報があまり良くなくてNinja320が気温に順応して筒内気流がおさまるのを待っている余裕はなさそうだったので、出してスグに観望可能なNikon 8cmを車に積込んだ。
盆地の縁にあるゴミ焼却場の前を通ると、通常ならこの時期は季節風に煽られて煙突から煙が真横に流れているのだが、この夜は真っすぐ上にしかもそのまま漂っているように見えた。季節風がないために盆地の中の空気が停滞していることがうかがわれ、本来なら標高の高いところまで行きたいところだ。しかし、雪の影響も懸念されたので八ヶ岳山麓手前の観望地にした。幸い、その辺りまでは日陰に少し雪が残っている程度だった。肝心な空はと言うと、冬の銀河の存在が何となく確認できるものの、かなり湿度が高く靄が薄らとかかっているようだった。 望遠鏡をM42オリオン星雲に向けて、30mm接眼レンズにS95をセットすると、さっそくローライトでISOを12800に設定し、露光時間は1秒でコリメート撮影を始めた。追尾はせずに、デジカメのセルフタイマー機能で4コマを連続的に写しては、微動ハンドルで対象を視野の中心に導いて再び撮影する、ということを繰り返した。さすがにISOが12800ともなると、モニター上でも画質が粗いのがわかる。そこでISOを12800で約200コマを撮影したのに続いて、ISOを6400と3200に落として各60コマほど撮影した。この間に靄が濃さを増してきたのと、望遠鏡の筒に付着した靄が凍結し始めたため、早々に撤収した。これだけのコマ数を撮影するのに要した時間は40分程度だった。 ![]() 全189コマを最終的にコンポジットして整えたのが、上の画像になる。追尾して撮影した画像に比較してみると、星雲の赤い部分に比べて白っぽい部分がほとんど写っていないのは、この日の透明度の悪さが影響しているかも知れない。それでも追尾なしの1秒露光でここまでの画像になるとは驚きだ。こうなると口径32cmのNinja 320では、いったいどのくらいまで写るのだろうか・・・・。 さて、期待していたS100が、少なくとも現状(CHDKには期待大!!)ではお手軽天体写真には不向きだとなると、急にS95に気持ちが傾いていった。S95はS90のマイナーチェンジとでも言うような位置付けで、基本的な機能はS90とほとんど同じなのだが、1つ機能が追加されていた。それは、「ローライト」という暗闇での撮影に特化した機能で、これ自体はS90にもあるのだが、S95ではISOをマニュアルで上限12800まで変えられて1秒露光が可能になるというものだ。この機能を生かして、スタパオーナーさんが6cmの屈折望遠鏡で驚くような写真を撮影してブログで公開されていた。
ミニ・ボーグをガイド鏡としてNikon 8cmに搭載してからは、手動ガイドが可能になった上に、くっしーさんのお陰で1分を超えるような露光が可能になったので、Nikon 8cmにおいてコリメート撮影するにはS95の「ローライト」はもはや欲しい機能ではなくなってしまっていた。しかし、ガイド撮影が不可能なドブソニアン望遠鏡のNinja 320で撮影するには、これは非常に魅力的だった。 Ninja 320で色々な天体を眺めてみると、32cmという口径の威力は絶大で、特に星雲や球状星団を対象にした場合にはNikon 8cm屈折望遠鏡とは全く別次元の見え具合だった。ところが、S90でISO 3200に設定してコリメート撮影してみると、望遠鏡の光学系の明るさをカメラの光学系が生かしきれず、眼視での感動を画像として再現することが出来なかった。少しでも明るく写るようにと露光時間を欲張れば、当然ながら日周運動の影響で対象は流れてしまい、やはり感動を再現できない。そんなジレンマと、Nikon 8cmで追尾が可能になり、そちらにかかりっきりになったのとが重なって、秋以降はNinja 320は休眠状態になってしまっていた。 久しぶりにネット上でS95を見てみると、発売当初に比べると価格が3-4割安くなっている。また、S100が世に出た以上は、きっと新規のS95の生産はないハズだ。愛機のS90はこの2年間実に良く働いて楽しませてくれたものの満身創痍だし、S100が現状では天体撮影に使いにくいとなると、S95を手に入れるのをこれ以上遅らせる理由はない・・・・。そう考えると、一応は遠慮がちに、しかしああだこうだと御託を並べて財務省の了解をもらいにかかった。快諾されたとか、はたまた煙に巻いたとかいうのではなくて、呆れられて「どうぞ!(好きにすれば・・ということか?)」と言われたのだが、そこは勝手に了解をとりつけたと理解して早速に注文したのだった。 お手軽コリメート撮影をCanon Power Shot S90で始めてから2年になる。その間に、後継機のS95が出たのに続き昨年末には国内でもS100が発売された。スタパオーナーさんの記事で登場を知って以来、S100がずっと気になっていた。光学系が明るくなった訳ではないのだが、画質が向上しているというのが魅力的だった。それならS95を飛び越して、折をみてS100に移行しようと考えていた。S90は割合丈夫に出来ているようで、これまでに数回撮影中にアスファルトの上に落としたことがあったが、なんとか大事には至らずに来ていた。しかし昨年秋に落としてからは、無限大のフォーカスが合わなくなってしまった。くっしーさんのように自らの手でどうにかできる訳はなく、また修理に出している間に好天をみすみす逃すのもなんだか釈然としないので、そのまま使い続けていた。以前にアップしたオリオン座の写真がボンヤリとしていたのは薄雲の影響だけではなくて、カメラ本体にも問題があったという訳だ。それでもコリメート撮影の場合は、望遠鏡の側のフォーカスで調整が効いたので使い続けてきたのだった。そんな状況なので、S100の登場には大いに期待をしていたのだった。
年末に写真家の牛山俊男さんにお会いした際に、牛山さんが数日前にS100を衝動買いしたとお聞きした。その際に、牛山さんが非常に気になることをおっしゃった。何と、S100で露光時間を1秒以上に設定するとISOが自動的に80に固定されてしまう、というのである。これは、S100でお手軽天体写真を楽しもうという者にとっては一大事だ。しかし、牛山さんは「もしかしたら調整次第ではISOを変えることも可能なのかも知れませんが・・・」と慎重におっしゃっていたので、淡い期待も抱いていた。そこで、ネット上で天体写真とS100をキーワードに検索を重ねたところ「霞ヶ浦天体観測隊」の「かすてん」さんのブログに行きついた。かすてんさんがS100を新規購入したという記事が載っていたのだ。いてもたってもいられずにコメント欄を使わせていただいて質問したところ、早速に確認して下さり丁寧に返答を記載して下さった。牛山さんの言っていたことは間違いないようだ。 それから間もなく東京に出張する機会を得た。その帰りに駅前の家電量販店に駆け込んだ。カメラ売り場に行ってみると、ディスプレイ機は先客が熱心に試し撮りをしている。やはり人気があるようだ。店内をうろうろしながら待つ事30分、ようやく手にすることができた。マニュアル・モードにして、露光時間を15秒に設定すると祈るような気持ちでISOの調整ダイヤルをまわしてみたのだが・・・。 確かに、ISOは自動的に80に固定されてしまっていた!!!。 昨年の秋にミニ・ボーグで撮影したバラ星雲が、アップせずにそのままになっていた。11月1日の晩に八ヶ岳山麓で撮影したものだ。
ミニ・ボーグに30mmの接眼レンズを組み合わせたコンデジによるコリメート撮影で、露光時間は32秒と64秒でISOは3200から800までを段階的に試みた合計54コマをコンポジット処理してある。もちろんNikon 8cm望遠鏡による完全手動ガイドだ。 ![]() ![]()
新月期の週末だが当地は雨。ここは盆地の底で比較的暖かなので、雪が日中は雨になってしまうので積雪はほとんどない。しかし周辺の山々は雪が降り積もっているので、たとえ天気が回復しても深夜に八ヶ岳山麓まで出掛けるのは路面が凍結して難しそう・・・・。
さて、話しは年末に戻る。12月26日の晩は風もなく好条件だったが、30日の晩はこの季節らしく八ヶ岳おろしが吹いたため、手動ガイドには厳しい条件となった。風で望遠鏡があおられるだけでなく、集中力が乱されて手先の加減が狂いがちになってしまうため、ガイド・エラーが頻発する。そのために、長い露光時間をかけるのが難しくなってしまう。それならテスト撮影と割り切って、ちょっと難しい対象に挑戦してみた。 望遠鏡を向けたのはM63通称ひまわり星雲だ。くっしーさんが、「ひまわり」を彷彿とさせるような解像度の高い写真をアップしていたので、挑戦してみることにした。眼視では、9等星に接するように星雲の存在が確認できるものの、形や濃淡などは全く判別できない。はたしてどの程度まで写るのだろうか。ちなみにツアイス・サイズの接眼レンズで、手持ち撮影していた2年前の画像はこちら。露光時間は40秒で、ISOは3200と2500に設定してコリメート撮影した中から、21コマを選んでコンポジットしてみた。対象が小さいので、周辺部を10%ほどカットしてある。 ![]() 複数の対象が同一視野に入る天体で、この時期に見える異色の組み合わせとして、M108銀河と惑星状星雲であるM97ふくろう星雲の組み合わせがある。12月30日の晩の夜半過ぎに望遠鏡を向けてみた。この晩は季節風があって時折強い風が吹きガイド星を追尾するのになかなか難渋した。そこで、本当なら露光時間を60秒程度はかけたい対象だが40秒に設定し、その分ISOは2500と高めに設定してコマ数を稼ぐことにした。
ところが予定したコマ数に達する前に、望遠鏡が三脚に当たって追尾ができなくなってしまった。天頂付近の対象を撮影する時にはタイミングを考えないと、こういうことになってしまう。しかも風の影響でガイド不良のコマも多く、なんとかコンポジットに使えたのは13コマだけだった。そのために画質が粗いうえに、シャープさに欠ける残念な画像になってしまった。この条件なら、やはり30コマ以上はコンポジット処理したいところだ。 ![]() 長秒露光とガイド鏡の搭載によって、星雲・星団を対象としたNikon 8cm屈折望遠鏡によるコンデジのコリメート撮影もグンと写りが良くなり、かなり満足できるようになりつつある。しかし、対象が銀河星雲となるとそこそこの写りが期待できる天体は極めて限られてくる。口径8cmで焦点距離が1200mmの望遠鏡に30mm接眼レンズを組み合わせた場合の視野は1.5°程度。大半のメシエ天体の銀河星雲は0.1°程度の広がりなので、細かな構造まで写し込むことは難しい。なにより完全手動ガイドなので、自ずと追尾の精度には限界がある。そうなると、対象として面白いのは近接した複数の銀河星雲と言うことになる。M51子持ち銀河にも、その面白さがある。
複数の銀河星雲が同一視野に入るという点で面白い対象の筆頭として挙げられるのは、M65とM66にNGC3628が加わった3つの銀河星雲の組み合わせだろう。12月26日は空の透明度も良好で、望遠鏡の眼視でM65とM66に加えてNGC3628の存在までもハッキリと確認できた。露光時間は40秒に設定し、ISOを2500から1250までで撮影すると29コマをコンポジット処理してみた。 ![]() 微動ハンドルを握りしめて手動でガイド星を追いかける撮影方法が「手動ガイド」だと思っていたのだが、星ナビ1月号の「すごい天体写真が撮りたい!」という連載記事を読んでいてアレ!?と思った。モータードライブによる追尾をガイド鏡で絶えず肉眼で監視しながら「手動で誤差を補正すること」を、「手動ガイド」と定義していたからだ。そうだとすれば、今の追尾方法は「完全手動ガイド」とでも表現するべきなのだろう。もちろん、この場合の「完全」は「完璧」という意味ではなく、「機械の助けを一切借りずに全て手動で行なう」という意味である。なぜ、そんな「完全手動ガイド」をやっているかと言えば、30年以上も前に製造されたNikon 8cmの赤道儀に使用可能なモータードライブはもはや入手できないし、自作はもちろん既製品を改造するような才覚もないからに他ならない。
キザな言い方ではあるが、「完全手動ガイド」は日常生活から遊離しての自然との対話でもある。何十回と繰り返すことにはなるものの、1回の追尾は長くて1分程度なので、コンデジがダーク減算処理をしている間には、肩を廻して腰を伸ばすことができる。冷えきった指先をさすって、楽な姿勢をとって一息つくと、再び微動ハンドルを握りしめ、ひたすらガイド星が十字線に重なるように意識を手先に集中させる。その間は、遠くの梢を鳴らす風の音にも耳を傾け、風が強まる気配をいちはやく感じて身構える。風に煽られ姿勢が少しでも変わると、ガイド星を覗き込む角度も変わり、追尾がうまくいかなくなるからだ。そして、頭のなかで露光時間をカウント・ダウンしていく。単純な作業なのだが、いろいろな感覚を研ぎすます必要がある。 釣り人のエッセイで「全てを忘れたいから釣りをやっているわけじゃあないんだけど、釣りをしていると、どうもすべてを忘れてしまってね」というセリフを読んだが(湯川豊『イワナの夏』)、「釣り」を「手動ガイド」に置き換えると、まさに我が意を得たりという感じだ。 ![]() 12月26日の晩には、その「完全手動追尾」でNikon 8cmのコンデジによるコリメート法によって、馬頭星雲を撮影してみた。露光時間は64秒と40秒で、ISOは3200から1600までの条件で撮影した32コマをコンポジット処理した。深紅のガスに切れ込んだ暗黒の馬頭と、青白いNGC2023星雲、そしてオレンジ色の火焔星雲の組み合わせが面白く、大きな青い光芒として写るアルニタクとの対比が美しい。少年時代からの憧れの対象が、自らの手でここまで写せただから幸せこの上ない。 ![]() 追加 くっしーさんから、アルニタクの輝きが膨化してしまっているとの指摘をいただきました。馬頭星雲の露光不足を補うべく強調処理が行き過ぎたためなのですが、少し調整し直してみましたのでアップしてみます(余り変わらないような・・・)。ついでに周辺部を若干トリミングしてあります。画像処理が全くの自己流なので、トーンカーブの調整法を勉強しないと・・・・。 ![]()
釣りはフナに始まってフナに終わるとか。それなら天体写真はオリオン大星雲に始まってオリオン大星雲に終わる・・・かどうかはともかく、何度撮影しても、そして何度見ても新しい発見があることは確かだ。そして、自分の撮影の力量(というか道具の力?)を計るのにも、うってつけの対象であると言える。
2009年秋にコンデジを手持ちで接眼レンズに押し当ててピンクの星雲中心部が写った時の驚きと、2010年1月に今のコンデジ(Canon S90)を購入し40mm接眼レンズ(見かけの視野は非常に狭くて今やお蔵入りだが)で手持ち撮影してM43までハッキリと写った時の喜びは、今になってみると微笑ましい。今も使っている30mm接眼レンズに手持ち撮影用のリングを取り付けて撮影したのは2010年秋だった。そして、デジカメのレンズ部分を差し込んで固定するアダプターを取り付けて、手持ち撮影を卒業したのは2011年2月。ブラインドでの簡易手動追尾をあみ出して2011年9月に撮影した時には、「ついに極めた!」とまで思った。 ところが、それから1ヶ月もしないうちに、くっしーさんのお陰で30秒を越える露光が可能になり、ガイド鏡用に入手したミニ・ボーグの方にコンデジを着けてコリメート撮影するようになった。そして、オリオン大星雲の淡い部分まで写った時には、いっそNikon 8cmはこのままガイド鏡専用にしてミニ・ボーグ専門で撮影していこうかとまで思った。そうこうするうちに、微動ハンドルを握りしめて十字線上にガイド星がピタリと重なるように手動追尾する加減が次第に飲み込めてくると、Nikon 8cm本体でオリオン星雲を撮影してみたくなってきた。 12月26日の晩は居座り続けたクリスマス寒波が緩み、快晴ながら季節風が弱まって絶好の撮影日和になった。そうは言っても厳しい冷え込みに恐れをなして、自宅からほど近い郊外のスポーツ広場の駐車場に行ってみた。ところがバイクや車に乗った若者が集まってきたので、機材を出す前にこそこそと撤収した。そこで覚悟を決めると八ヶ岳山麓に向かった。 着いてみると、風がないせいか恐れていた程には寒さは感じられなかった。そして望遠鏡をオリオン大星雲に向けてみると、安定した気流のお陰でトラペジウムの星々が瞬きもせずに見えるではないか。こうなれば、武者震いこそすれ寒さなんて関係ない。露光時間を40秒に設定すると、微動ハンドルを片手で握りしめ8cm本体でコリメート撮影をはじめた。ISOは2000から段階的に100まで落としていき、最終的に29コマをコンポジット処理してみた。 ![]() 来年、再来年・・・・このNikon 8cmで、どんなオリオン大星雲と出会うことが出来るのだろうか。 追加 くっしーさんから、星雲の中心部が飽和してしまっているとの指摘をいただきました。またオールトの雲さんから、多重露光のアドバイスをいただきました。この時には、露光時間を変えずにISOを段階的に落としながら撮影してあったので、多重露光とは少し異なりますが、画像処理で中心部も出てくるように再調整してみました。また、周辺部を多少トリミングして星雲の向きも整えてみましたので、アップしてみます。色調も↓のSky and Telescopeの写真を参考に、赤を少し強調してみました。こちらの方が、人口衛星の軌跡が目立ってはしまいましたが、全体的にソフトな感じになって、最近の画像処理のトレンドに近いかなあと思います。どちらが良いかは好みもあるでしょうが・・・・(個人的にはメリハリの効いた↑の画像の方が、眼視でのイメージに近くて好きです)。 ![]()
日中を大掃除に励んだ12月29日の晩は、ビールの栓を開けたいのをグッとこらえると、月没を待って八ヶ岳山麓に出掛けた。着いた時には雲が広がり小雪が舞っていたが、予報より少し遅れて午前2時ごろから晴れてきた。しかし、季節風がなかなか収まらない。順調に手動ガイドがいっていても最後のところで強風に望遠鏡が煽られてブレてしまうようなこともあって、思うような写真が撮れないまま薄明を迎えようとしていた。
これが最後と、望遠鏡を天頂付近に昇ったM3球状星団に向けると、自分の体で望遠鏡を風から守るようにして、露光時間を20秒に設定して手動ガイドを行なった。ISOは2000から800まで薄明の進行とともに落としながら撮影をした。半分以上は風の影響でガイド・エラーが目立ち使い物にならなかったが、まあまあの18コマを選んでコンポジット処理し、さほど期待もせずに増感処理を施した。できた画像は、ビックリするぐらい周辺部まで星が広がっていた。今年の夏に、簡易手動追尾法で3.2秒の露光で撮影した写真とは、同じ対象とは思えない程だ。これからは明け方に続々と球状星団が高度を増してくるので、いったいどんな風に写るのか楽しみだ。 ![]()
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1976年に購入したニコン8cm屈折望遠鏡で眺める世界を、コンパクト・デジカメの手持ち撮影に徹底的にこだわって記録していきます。購入当時の思い出や写真も交えながら・・・・。
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