手持ち撮影に向く星雲は?

12月12日の晩は、極大期を控えた「ふたご座流星群」の流星が時折流れる中で火星だけでなくM42オリオン星雲も撮影した。

こちらは職場のデジカメを借りて撮影した。と言うのも、ISOが1650まで上げられ露出時間も1秒以上に出来るからだ。ISOを1650に露出時間を1.3秒に設定して手持ち撮影したコマの中で、条件の良かった16 コマを選んでコンポジットした。

b0167343_23501558.jpgやはり感度が高いのは有利で、前回前々回の撮影に比べると星雲の淡い部分も写っている。羽を広げた鳥のような形をしているオリオン星雲の、羽と胴体に相当するM42に加えて、頭の部分に相当するM43も写っている。中高生だった当時のアナログ撮影の天体写真なら、口径20cmの直焦点撮影で5分程度の露出に相当するような出来映えだろう。

M42の周囲は比較的明るい星が多いので、カメラと望遠鏡の光軸が合っているかをモニターで確認しやすいし、コンポジットもやりやすい。同じ明るい星雲でも、アンドロメダ星雲の場合は周囲に明るい星がほとんどないので、手持ち撮影だと案外難しい。その点では、M8干潟星雲もM42に近い条件なので、4-5月の条件の良い晩に撮影に挑戦してみたい。
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by Nikon8cmtelescope | 2009-12-21 23:58 | 星雲