アンドロメダ銀河(その3)

それでは、今回の40mm接眼レンズでは視野がどの程度確保できているのか、Stellariumと比較してみた。すると、銀河の長径においては半分ぐらいの範囲しか視野に入っていないことがわかった。撮影やコンポジットで目印になった星々のほとんどは、本来なら銀河と重なって見える星だったという訳だ。望遠鏡で見ていた光芒は、大きな銀河のうち僅かな中心部分に過ぎないことになる。

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ということで、この条件ではアンドロメダ銀河の全容を捉えることは出来ないことになる。もっとも銀河の周辺部分は、手持ち撮影の露出時間では何コマもコンポジットしたところで写し込むことは不可能ではあるのだが。

注意して写真を見ると、アンドロメダ銀河と重なって存在するM32星雲が、中心に重なった星の輪郭をボンヤリとさせたような感じで写っていることがわかる。これを視野の中心に持って来て撮影しても面白いかも知れない。また、今回の写野では入っていないが、隣接するM110星雲も対象として興味深い。次の機会には撮影に挑戦してみたい。
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by Nikon8cmtelescope | 2010-01-15 23:15 | 星雲