春の系外星雲(その2-M104ソンブレロ銀河)

カウボーイハットに似た姿の「おとめ座」M104星雲も天文に興味を持ったころに憧れた星雲だった。図鑑ではアンドロメダ銀河と対比させて、銀河を横から眺めた様子として大望遠鏡で撮影された迫力のある写真が紹介されていた。だから、ついついアンドロメダ銀河に匹敵するような見かけの大きさを期待してしまったのだ。ところが望遠鏡を手に入れて実際に眺めた時に、その小さな姿には少なからず失望した。星雲には何ら責任はなく、こっちの勝手な思い込みではあったのだが。

b0167343_23583579.jpgさて、手持ち撮影でどのように写るのか、久しぶりに期待を込めてM104に望遠鏡を向けた。40mmの接眼レンズでISOは3200、露出時間は2.5秒に設定して撮影した。すると、小さいながらもソンブレロ銀河としての特徴が捉えられていているのがモニター上で確認できた。12コマを選びコンポジットしてみると、両側に飛行機の翼のように銀河の腕が紡錘形に伸びている様子が浮かんで来た。

小さく可愛らしい姿で、これはこれで悪くない。

(撮影したメシエ天体 通算19/107個)
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by Nikon8cmtelescope | 2010-02-12 00:01 | 星雲