春の系外星雲(その4-M81/M82 Bode銀河)

b0167343_2258998.jpg次にM82であるが、ワカサギやサンマのような魚を連想させる細長い姿が目視でもはっきりと確認できた。M81と同様に、40mmの接眼レンズでISOは3200に、露出時間は2.5秒に設定して撮影した12コマをコンポジットした。すると意外にも、銀河を横切る暗黒帯が切れ込みのように写っていることが分かる。規模は小さくても全体的に明るいM82は思いのほかよく写るようだ。これなら、もう少し倍率を上げれば、微細な構造の様子も写るかも知れないと期待してしまう。

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出来上がったM81とM82の画像を、周囲の星々の位置を目印にして比較明の機能を使って合成してみた。長時間露出の写真だと楕円形をしたM81は細長いM82の長径の2倍以上の広がりを持って圧倒しているのであるが、今回の画像ではM81が中心部のみしか写っていないために細く伸びたM82の方が存在感を放っている。

この経験をベースにまた撮影に挑戦してみたいと思わせる面白い眺めだ。

(撮影したメシエ天体 通算21/107個)
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by Nikon8cmtelescope | 2010-02-15 23:01 | 星雲