M97ふくろう星雲

6日の晩に、北斗七星の柄杓の底にある「おおぐま座」のM97ふくろう星雲にも望遠鏡を向けてみた。惑星状星雲に分類されるM97は、円形の星雲の中心に2カ所暗い場所があって、フクロウの目玉のように見えることから、この可愛らしいニック・ネームを持っている。

星図とつきあわせて、ここと思われる方向に望遠鏡を向けたが、星雲の存在ははっきりしない。見えているような気もするが、見えるハズだと思って見ているからそんな気がするだけなのかも知れない。そこで、ISOを3200、露出時間を2.5秒に設定して手持ち撮影してみたが、カメラのモニターでも判然としない。それでもと思い4コマだけ撮影した。

b0167343_10583923.jpgその4コマをコンポジットしてみた。比較的明るい星が写野いっぱいに三角形を作っているが、その上の一辺の真ん中から明るい星の方に少し寄った辺りに、ボンヤリとした光芒がある。星図と照らし合わせてみると間違いなくM97だ。

WikipediaのM97の記述の中に「口径8cmの望遠鏡で見えたとするなら全ての好条件に恵まれた時である。」とあることからも、この星雲をNikon 8cmで捉えることの難しさがうかがわれる。そんな淡い光を手持ち撮影で捉えることが出来たのは価値があると思う。6日の晩の空の透明度が高かったことの証明でもある。

それにしても、もっとたくさんのコマ数を撮影しておけばよかったなあと、コンポジットしながら思ったが後の祭り。星空は一期一会なのだと改めて思う。

(撮影したメシエ天体 通算24/107個)
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by Nikon8cmtelescope | 2010-02-20 11:02 | 星雲