薄明の干潟星雲

2月20日の晩に撮影した星雲・星団の整理が約1ヶ月を費やしてようやく終わり、今度は3月13日の晩に撮影した星雲・星団である。最初は、明け方の薄明が始まる中で撮影した「いて座」のM8干潟星雲だ。

レンズは25mmで、ISOは3200、露出時間は薄明が迫るために1.6秒と短めで撮影したが、それでも途中から視野が薄明で青みがかってきてしまった。そんな中で16コマを選んでコンポジットしてみた。

b0167343_14422820.jpg露出時間を短くしたために星像は点像に近くなっており、星雲に重なるNGC6530 星団の青見かかった星々が美しい。干潟星雲の中心部にあたる赤い光は、オリオン星雲のピンク色よりも深紅に近く艶やかだ。目視では星雲の赤味はほとんど感じられないのであるが、デジカメは比較的赤い光の感度がいいようだ。よく見ると、赤い星雲は広範囲に及び、その中に干潟星雲の名前の由来になったとされる暗黒星雲の存在もうかがえる。薄明迫る中ではあったが、まずまずの画像が得られた。

(撮影したメシエ天体 通算28/107個)
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by Nikon8cmtelescope | 2010-03-22 14:44 | 星雲