春の系外星雲(その8-M63銀河)

M106の次に望遠鏡を向けたのは、同じく「りょうけん座」にある渦巻き銀河のM63だ。その姿をヒマワリの花になぞらえて、英語ではsunflower galaxyと呼ぶらしい。M63は、北斗七星の柄の部分にあたる最後の星と「りょうけん座」のコル・カロリを結ぶ線上のコル・カロリ寄りにあるが、望遠鏡での目視では小さな星と並ぶように淡い光が見える程度だった。

b0167343_07274.jpg視等級でもM106が8.3等に対してM63は8.6等と、目視での印象と同様にM63の方が若干暗いようだ。ところが撮影してみると、M106よりもむしろ明るく写っている。接眼レンズは25mmで、ISOは3200、露出時間は5秒と、M106と同じ設定で撮影した12コマをコンポジットしたが、日周運度の方向に対してM63が平行に広がっているのが撮影に有利に働いたのだろう。

(撮影したメシエ天体 通算30/107個)
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by Nikon8cmtelescope | 2010-03-30 00:09 | 星雲