春の系外星雲(その11-M101銀河)

3月21日の晩、次にNikon 8cmを向けたのは「おおぐま座」の渦巻銀河の王様とでも言うべきM101だ。

渦巻き銀河を真上から見たいわゆるface onと呼ばれる姿で、台風の渦巻きを連想させられる美しい銀河であるが、規模が大きい割に小望遠鏡では見にくいとされている。この冬から春にかけても実は何度も挑戦してきたが見えなかった。

今夜こそはと思わせる好条件に誘われるように、北斗七星の柄にあるミザールから飛び石のように星をたどり、ここと思われる方向に望遠鏡を向ける。期待に胸を膨らませつつも、失望しないような心構えもしながら接眼レンズを覗き込んだ・・。すると、見えているではないか。淡い光芒ではあるが、かなりの面積を持っているのがわかる。

b0167343_2159464.jpg25mmの接眼レンズで、ISOは3200に、そして露出時間はやはり6秒と長めに設定して撮影した16コマをコンポジットしたが、眼視と同様に淡くて確かに大きい。回転花火の異名も持つが、暗くて「花火」というだけの華やかさは感じられない。それでも、どうやら渦巻き構造であることはうかがえる。

証拠写真としては、まずまずの出来だろう。

(撮影したメシエ天体 通算39/107個)
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by Nikon8cmtelescope | 2010-04-24 22:04 | 星雲