夏の宝石箱(その4-M16鷲星雲)

4月24日の晩にM7の次に望遠鏡を向けたのは「へび座」のM16鷲星雲だ。M7から望遠鏡を上(北)に振っていくと、M8干潟星雲やM20三裂星雲が並んでいるが、24日の素晴らしい透明度を堪能するため、敢えてM8やM20を飛び越えて、条件が良くないと観望が難しいM16を選んだ。

M16はもともと散開星団として登録されたとのことだが、空の条件が良いので散光星雲も眼視でちゃんと見えている。微光星の緩い集団に淡いガスがかかったような感じだ。鷲が羽を広げたように見えることから鷲星雲と呼ばれているが、形は判然としない。

b0167343_138446.jpg写真は、ISOは3200に、露出時間は4秒に設定して手持ち撮影したうちの8コマをコンポジットしたものだ。M7星団に比べて星が暗いため撮影中の視野の確認が難しく、接眼レンズにきちんと正対できたコマが少ないため、周辺部の星がかなり放射状になってしまっている。それでも星雲はかなり良く写っていて、羽ばたくような鷲の勇姿が浮かびあがる。赤い星雲に食い込む暗黒星雲の存在もおぼろげながら写っているようだ。

(撮影したメシエ天体 通算47/107個)
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by Nikon8cmtelescope | 2010-05-25 01:40 | 星雲