夏の宝石箱(その5-M17オメガ星雲)

M16から望遠鏡を僅かに南に振ると、「いて座」の散光星雲のM17オメガ星雲に至る。空の透明度が高いので、眼視で光芒がハッキリと見える。星雲部分はM16よりも大部明るいが、M16には星団部分もあるので、実際に見た感じはM17もM16も同じような明るさに見える。星雲の形は小望遠鏡では白鳥の姿に例えられているが、「へ」の字型と言った方がしっくりくるだろうか。

b0167343_23144080.jpg写真は、ISOは3200に、露出時間は4秒に設定して手持ち撮影したうちの11コマをコンポジットしたものだ。深紅のガスに暗黒星雲が複雑に入り組んで重なっている様子がうかがえる。色合いからも、また暗黒星雲の重なる風合いからも、白鳥というよりは大きなハサミを持ったザリガニが連想される。

手持ち撮影で、ここまで写るとは思ってもみなかったが、ここまで写ると分かると次はもっとキレイに写せたらと欲が出てくる。

(撮影したメシエ天体 通算48/107個)
[PR]

by Nikon8cmtelescope | 2010-05-27 23:16 | 星雲