格さん助さん(その1 M32)

M31アンドロメダ銀河に寄り添う2 つの小さな銀河星雲がメシエ天体にリスト・アップされている。M31の本体に近いM32と、M31から少し離れたM110だ。その様子は水戸光国公に寄り添う格さん・助さんといった風情だ。

M31に望遠鏡を向けて25mmの接眼レンズで見ると、眩いばかりのM31銀河の中心部と同一視野にM32が入ってくる。ちょうど同じくらいの明るさの星が幾つか近くにあるが、それらの星に比べるとボンヤリと面積を持っており、どちらかというと密集度の高い球状星団を見ている感じに近い。

b0167343_23133882.jpgM31を視野の端に追いやってM32を中心に置くと、ISOは3200で露出を2.5秒に設定して撮影した16コマをコンポジットしてみた。映像にしてみても、やはり銀河というよりは球状星団のような感じだ。

伴星雲と言えば聞こえはいいが、この2つの銀河はM31本体に吸収される過程にあると言う。特にM32はガスなどの成分は既に吸い取られて、星のみが残った状態にあるらしい。どうやら格さん・助さん、黄門様に心酔し過ぎて魂を抜かれてしまったようだ。

(手持ち撮影したメシエ天体 通算68/107個)
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by Nikon8cmtelescope | 2010-08-14 23:16 | 星雲