秋の散開星団(M39)

望遠鏡のない3度目の週末を迎えようとしている。久しぶりに晴れた夜空には木星が君臨している。すでに夏の大三角は西の空にまわり、ダイヤのような冬の星座も夜半までは地平線の下だ。望遠鏡が帰って来るのが、待ち遠しい。

さて、8月4日の晩の星雲・星団巡りに戻る。次も同じく「はくちょう座」の散開星団であるM39だ。M29から望遠鏡を北東に振ってカシオペアの方向に星をたどっていくと、M29より大振りな星の集団がガイド・スコープでも光芒としてわかる。

b0167343_2382171.jpg望遠鏡で覗くと比較的明るさの揃った青白い星が視野一杯に広がるが、全体として三角形でちょうどボーリングのピンを並べるパターンにも似ている。昨年の秋に撮影した折には電飾されたクリスマス・ツリーになぞらえているが、清楚で美しい星団だ。ISOは3200で露光時間は1.6秒で撮影した16コマをコンポジットしたが、M29と同様に背景にある天の川の微光星が星団と重なるように視野に広がっているのがわかる。

「星団を形成するのは25-28個の星」と記述されているので、数えてみると全ての星が写真に写っているが、写真ではやや散漫な印象になってしまうのが残念だ。
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by Nikon8cmtelescope | 2010-10-01 23:12 | 星団