秋の散開星団(M52)

M39からさらにカシオペヤの方向に天の川をたどっていくと、「カシオペヤ座」のM52散開星団がある。

b0167343_012180.jpg数個の比較的明るい星をほんのり光芒が取り囲んでいるように見えるのだが、よく見ると光芒が多数の微光星から成ることがわかる。M29やM39とはまた一味違う非常に美しい星団だ。ISOは3200で露光時間は2秒で撮影を始めたが、とうとう薄明を迎えてしまい空が次第に青みを帯びてきてしまった。16コマを選んでコンポジットしたが、星団を形作る数十個の微光星もなんとか写っている。昨年秋の時点のカメラでは写すことができなかったのだが、ISO 3200のおかげで薄明の始まるなかでも、この星団の美しさは写しとることができた。

M72とM73から始まった8月4日の晩の星巡りは、途中に木星も眺めながら全部で銀河星雲を5つ、球状星団を4つ、散開星団を4つと、大いに楽しむことが出来た。

望遠鏡の修繕も無事済んだとの連絡をいただいた。心配された大きなカビの集塊も完全に除去できてレンズの光学能に損傷はないとのことで、週明けには返送されてくるそうだ。次の週末はちょうど新月期で秋から冬の星雲・星団を眺めるにはうってつけのタミングだし、お天気が今から気になる。

(撮影したメシエ天体 通算76/107個)
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by Nikon8cmtelescope | 2010-10-04 00:15