広視野30mm接眼レンズとリングの威力(その3-M33)

続いて「さんかく座」M33銀河だ。

みかけの大きさにもかかわらず非常に淡い天体なので、露光時間は8秒とかなり長めに設定して手持ち撮影した。ちょうど銀河の四方におあつらえ向きの比較的明るい星が十字にあるので、デジカメのモニターでも中心を合わせやすい。嬉しいことに撮影したコマをモニターで確認しても銀河の腕にあたる部分まで写っているのがわかる。

b0167343_002495.jpg16コマをコンポジットした上で中心部をトリミングしたが、8月に自宅で25mm接眼レンズを用いて撮影した写真と比べると、銀河中央の比較的明るい部分から横に腕が伸びている様子がかなり鮮明に写っている。この違いは空の条件と望遠鏡のレストアの効果が上乗せされてのものだが、接眼レンズの焦点距離が伸びて拡大が押さえられ対象が相対的に明るくなったことも大きい。

ここまで写るのなら、恒星が点像に近くなるように露光時間を半分にしてもよかったように思う。そうすれば明るさは犠牲になるが逆に銀河の腕の形態がもう少し鮮明に写ったのではないだろうか。
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by Nikon8cmtelescope | 2010-10-20 00:04 | 手持ち撮影にこだわる訳