秋から冬の散開星団(その7-M41星団)

シリウスの青白い輝きが高度を増すと、双眼鏡や望遠鏡で必ず眺めるのがM41星団だ。シリウスが高く昇ると、双眼鏡ではシリウスの直ぐ下に見えるので、シリウスからの光が滴り落ちたかのようなイメージの星団だ。そのため、比較的明るい星々が緩やかな集団を形成して瞬いている様は、M42オリオン星雲と同様に冬の到来を実感させてくれる。

b0167343_0102574.jpg10月10日の晩も、夜半過ぎには夜空の主役が秋の星座から冬の星座に移りシリウスが次第に高度を上げてくると、望遠鏡をM41に向けた。露光時間を2.5秒に設定して手持ち撮影した中から16コマを選びコンポジットしたが、比較的明るい星で構成されている星団なので、もう少し露光時間を短くても良かった。

ハッとしたのは、オレンジを帯びた星が比較的多いという事だ。眼視では色調を感じにくいにせよ、シリウスと同様の青白い輝きというイメージが定着してしまっているため、気が付かなかったのだろう。
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by Nikon8cmtelescope | 2010-12-14 00:11 | 星団