秋から冬の散開星団(その8-M46星団)

12月14日の晩は晴天にもかかわらず、この時期としては比較的暖かく、極大日を迎えた双子座流星群を観望するには最適な条件だった。上弦過ぎの月も沈んだ夜半の帰宅途中に空を見上げながら歩いていると、双子座からカシオペヤの方向にかなり明るい流星が流れた。本当なら早く寝ようと思っていたのだが、この流星に導かれるようにデジカメを持ち出し、自宅で撮影しながら空を見上げた。

かなりの頻度で流星があって、時には夜空を焦がすような流星も出現するのだが、カメラの向いていない方向だったり、カメラの方向だったのにシャッターが閉じていたりと、いつもの事ながら呆れてしまう。1時間ほど流星群を満喫してから床についた。

さて、10月10日の晩の星団巡りに戻る。シリウスから東の方向に視野を振ると、「とも座」のM46とM47の2つの散開星団が並んでいる。ペレセウス座の二重星団になぞらえて南天の二重星団という呼び方もあるようだが、いくら広角の接眼レンズとは言え、残念ながら同一視野には収まらない。また、2つの星団は趣を全く異にしている点も、本家の二重星団と雰囲気が違う。

b0167343_014881.jpgまずはM46星団の方を視野の中心に置いて、露光時間を3.2秒に設定して撮影したうち16コマでコンポジット処理をした。M46は比較的暗い星が均等な間隔で集まっている星団で繊細な感じを受けるのだが、見応えは十分だ。暗い星が主体なので光軸を合わせるのが難しく、手持ち撮影には手強い対象ではあるが、なんとか撮影することができた。
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by Nikon8cmtelescope | 2010-12-17 00:14 | 星団