冬から春の散開星団(その14-M44星団)

望遠鏡よりも双眼鏡で見た方が美しい散開星団と言えば、M45スバル星団と「かに座」のM44プレセペ星団が代表的だろう。それを敢えて望遠鏡で見てみようと言うのは、他ならぬメシエ天体の手持ち撮影による制覇のためだ。

プレセペ星団の面白みは、4-5等星が形作る四辺形の箱のような星の並びの中に曖昧模糊とした星の集団が収まっているところにあり、言うまでもなくそれは低倍率の双眼鏡で見るのがちょうどよい。そして、その様子は、いかにも春の宵に見るのがふさわしい。そんなプレセペ星団だが、11月5日の晩も更けてくると、いつの間にか天頂近くまで昇ってきた。

b0167343_051792.jpg30mm接眼レンズでも、星団の星々が視野からこぼれてしまうが、露光時間を2秒に設定して手持ち撮影した16コマをコンポジットしてみると、意外と多くの星が群れていている。そうは言っても、この写真で星団としてのまとまりを感ずるのはやはり難しい。

(撮影したメシエ天体 通算85/107個)
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by Nikon8cmtelescope | 2011-02-24 00:06 | 星団