「簡易手動追尾法」(その5-M104ソンブレロ銀河)

M104ソンブレロ銀河も春を代表する銀河だ。中央を暗黒帯が横切って銀河が帽子のツバように広く伸びる勇姿は天体写真でおなじみだ。いわゆるエッヂ・オンの銀河の中では一番明るくて小望遠鏡のよい対象の1つだが、そのみかけの大きさは意外と小さい。それが簡易手動追尾法だとどのように写るのか、3月4日の晩に露光時間4秒に設定して手動追尾を試みた。

b0167343_0412899.jpg最初はもっと長い露光時間で撮影をはじめたのだが、微動装置が重くて追尾がうまくいかず、だんだんと露光時間の設定を短くして最終的には4秒になってしまった。後で気が付いたのだが、赤道儀をはさんで望遠鏡の反対側にあるバランス・ウエートの位置が不適切だったために、微動装置が重くなってしまったのだった。

ということで、コンポジット処理に使用できたのは全部で12コマのために画質はやや粗いが、「簡易手動追尾法」を導入する以前の画像よりも鮮明で、小さいながらも帽子のような特有の姿がとらえられている。
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by Nikon8cmtelescope | 2011-04-26 00:45 | 星雲