再挑戦(M20三裂星雲)

M20を5月14日の晩に撮影した時は、好条件ながら迫る薄明にせかされて、やや不本意な撮影になってしまった。そこで6月3日の晩に再び望遠鏡を向けてみた。

撮影の前に、眼視で暗黒星雲の切れ込みが判別できるかどうか、じっくりと眺めてみた。しかし、直視すると星雲自体の存在も曖昧になるし、そうかと言ってそらし気味に見てみると詳細な構造はよくわからなくなる。ということで、確信を持って見えるというところまではいかなかった。

そして撮影であるが、露光時間は前回と同様に3.2秒に設定し、前回よりピント合わせにも時間をかけた。その上で、星雲が視野の中心に来るように慎重に撮影をはじめたのだが、簡易追尾はなかなかうまく行かない。どうしても視野の中心からズレてしまうコマが多くなる。結局、星が点像になった上で比較的中心におさまったコマは20コマに過ぎなかった。

b0167343_0331997.jpgコンポジットして出来た画像は、前回に比べて星像はクリアになったものの、星雲としての美しさは若干劣るような気がする。前回よりも空の透明度が少し悪かったのだろうか。また、20コマのコンポジットだと画像に粗さが目立ってしまうので、この倍くらいのコマ数が欲しいところだ。
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by NIkon8cmtelescope | 2011-06-28 00:34 | 星雲