梅雨の合間の球状星団三昧(その1-M53球状星団)

梅雨の合間の貴重な晴れ間に敬意を表して、23時前には下弦少し前の月が昇ってくる条件ではあったが、6月21日の晩は平日の晩にもかかわらず盆地の山裾の観望地に出掛けた。いわゆる里山と呼ばれるような場所で、周囲には水田があるので、カエルの声が賑やかだった。現地に着いて望遠鏡をセッティングしたら既に月の出直前の時間になってしまったので、月明かりの影響を受けやすい淡い星雲の観望はあきらめて、初夏の空にたくさんある球状星団を対象に定めた。

b0167343_0353674.jpgそんな中で最初に望遠鏡を向けたのは、かみのけ座のM53だ。望遠鏡で覗くと、面積を持った正円形の光芒で、個々の星にまでは分離されないが、その独特の風合いから球状星団だとわかる。露光時間を3.2秒に設定して簡易手動追尾で撮影したうち37コマを選んでコンポジット処理してみたが、以前の手持ち撮影に比べると周辺部の星が幾つか分離されており、かなり球状星団らしく写っている。

この夜は全部で7つの球状星団に望遠鏡を向けて簡易手動追尾で撮影を行って、まさに球状星団三昧という夜になった。
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by Nikon8cmtelescope | 2011-07-07 00:39 | 星団