梅雨の合間の球状星団三昧(その6-M12球状星団)

8月になったが夏空は遠くなるばかり・・・。そこで、またまた6月21日の晩の球状星団巡り。今度はM10の隣にあるM12だ。

ほとんど光度が同じ2つの星団だが、眼視だとM12はM10よりも密度が低いため一段暗く見える。しかし、その分だけ中心部の星が幾つか分離して見えているように思う。そしてM12の面白さは、M12につながる梯子のように見える星の並びだと個人的には思っている。星団とは直接には何ら関係がない星々であるが、こういうとことが生で見る面白さではないだろうか。

b0167343_0125233.jpg例によって3.2秒の露光時間で簡易手動追尾した28コマをコンポジットした。こうして見ると球状星団としての密度が比較的低いことがわかる。以前の手持ち撮影の解像度とは随分と違う。このM12の姿をもっと遠くから見るとM71のような感じになるのではないだろうか。

それから、周辺部の星の並びも流れずにキレイに写っているのが嬉しい。これらの星々は通常の天体写真だと眼視では見えないような沢山の暗い星々に埋もれてしまうのだが、この撮影方法だと背景の暗い星々はそれほど写らないので(つまり露光不足)、眼視での印象がそのまま写しとられているところが面白いと、個人的に悦に入っている。
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by Nikon8cmtelescope | 2011-08-04 00:15 | 星団