月夜のテスト撮影(その3-M27亜鈴状星雲)

9月18日の晩に、最初にテスト撮影したのはM27亜鈴状星雲だった。

月の出が迫り次第に雲が増えてくるなかで、サブ望遠鏡に2倍バローレンズを組み合わせた時の焦点がなかなか掴めずにしびれを切らし、えいっ!と短気を起こしてバローレンズなしでガイド撮影したものだ。しかし、バローレンズなしのサブ鏡の倍率は20倍。コリメート撮影している8cm屈折望遠鏡は40倍なので、視野の中でガイド星が少しズレただけでも追尾エラーになってしまう。

露光時間を長くしてみたり、また短くしたり、とバタバタやっていると、間もなく雲も広がってきて月も昇って来てしまった。そんななかで、なんとか写った中から多少の追尾エラーには目をつぶって選んだ21コマをコンポジット処理してみた。6秒、8秒、10秒と露光時間を変えたが、結局8秒露光のコマが一番多かった。それでも、ブラインドで追尾していた頃に比べると対象が中心から外れなくなったので、周辺部の星々でコンポジット処理による収差が余り目立たなくなった。

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出来上がった画像では、星像が多少は流れているものの、亜鈴の両端から伸びる淡い広がりも何とか写って、全体として星雲がラグビーボールのような形をしているのが判る。まだまだ満足はできないが、手動ガイドによるコンパクト・デジカメのコリメート撮影でここまで写るようになった!!という事実を、まずは素直に喜ぼう。
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by Nikon8cmtelescope | 2011-09-28 00:34 | 手持ち撮影にこだわる訳