コンデジ天体写真愛好会の夜(その2-M42オリオン星雲)

アンドロメダ銀河は雲に隠れてしまったが、東南方向の空は概ね晴れていたので、次にオリオン星雲を撮影した。ミニ・ボーグで初めて撮影した時は、欲張って馬頭星雲も一緒に写るような構図にしたので、結果的にオリオン星雲は視野の端になってしまい、解像度がかなり悪くなってしまった。そこで、今回は小三ツ星が視野の中心になるような構図にした。

露光時間は15秒に固定すると、ISOを3200、2000、1000、500と順次落としながら撮影した。ISOを下げるにつれて写真は暗くなって淡い部分の写り具合は低下するが、画像の粗さがとれて解像度が増してくる。そのなかから、それぞれ13コマ、8コマ、17コマ、6コマの合計44コマを選んでコンポジット処理した。オリオン星雲本体のピンクと小三ツ星のブルーとのパステル調の色の対比が非常に美しい。
b0167343_0263427.jpg


さらに中心部分をトリミングして、やや抑え気味に画像処理してみた。以前にNikon 8cmの簡易手動ガイドで撮影した画像よりは細かい部分の解像度は劣るものの、星雲の淡い部分まで良く写っているし、周辺部の星像の乱れも目立たないので、画像としての完成度としては断然こちらが勝っているように思う。
b0167343_0265673.jpg


それにしても、オリオン星雲の美しさは完璧で溜め息が出る。毎度のことながら神の造り賜うた奇跡には、ただただ平伏すばかりだ。
[PR]

by Nikon8cmtelescope | 2011-10-18 00:30 | ミニ・ボーグの世界