カリフォルニアからの月食観望記

出張でアメリカ西海岸の都市に来ているため、時差の関係で月食は諦めていた。早起きは大の苦手なのだが、時差ボケのため12月10日の明け方に目が覚めたのは現地時間の午前4時半過ぎ。何気なく窓から外を見ると満月が見えるではないか。幸運にもホテルの部屋は西向きだったのだ。

そして目を凝らすと月の上半分が薄らと暗いような・・・・えっ!これって、もしかしたら半影食???。そして現地時間の午前4時45分に月は上から欠け始めた。日本との時差は17時間なので、時刻はまさに日本時間で21時45分。月食は日食と違って地球上の全ての場所で同時に始まることを実感した。

月は林立するビルの隙間の空に見えていて、食の進行とともに段々とビルに近付いていく。そしてととう皆既の直前に、上半分が赤味を帯び下端だけ白く輝いた月は高度を下げてビルに隠れていった。すると間もなく薄明を迎えた。

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重なった幸運に感謝しての観望だった。
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by Nikon8cmtelescope | 2011-12-11 07:49 | 月・星のある風景