ダメな時は・・・(M97ふくろう星雲&M108銀河)

複数の対象が同一視野に入る天体で、この時期に見える異色の組み合わせとして、M108銀河と惑星状星雲であるM97ふくろう星雲の組み合わせがある。12月30日の晩の夜半過ぎに望遠鏡を向けてみた。この晩は季節風があって時折強い風が吹きガイド星を追尾するのになかなか難渋した。そこで、本当なら露光時間を60秒程度はかけたい対象だが40秒に設定し、その分ISOは2500と高めに設定してコマ数を稼ぐことにした。

ところが予定したコマ数に達する前に、望遠鏡が三脚に当たって追尾ができなくなってしまった。天頂付近の対象を撮影する時にはタイミングを考えないと、こういうことになってしまう。しかも風の影響でガイド不良のコマも多く、なんとかコンポジットに使えたのは13コマだけだった。そのために画質が粗いうえに、シャープさに欠ける残念な画像になってしまった。この条件なら、やはり30コマ以上はコンポジット処理したいところだ。

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そうは言っても、去年の2月に追尾なしで自宅から撮影した画像との違いは一目瞭然だ。ふくろう星雲の目玉も、M108銀河の濃淡も見てとれる。眼視では、どちらも円形と紡錘形の大まかな形がわかるかどうか、といった感じなので、追尾の威力はスゴイものだ。
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by Nikon8cmtelescope | 2012-01-17 00:06 | 星雲