3ヶ月ぶりのNikon 8cmの世界

なんとなんとNikon 8cmでのコリメート撮影は3ヶ月ぶり。不安定な天候ながら晴れ間が出るかも!!と期待して8月16日の晩に八ヶ岳山麓に出掛けた。しかし、なかなか晴れ間に出会えずに彷徨した結果、日付が変わってから富士見高原で星空に邂逅した。すでに空は秋の星座が主役になっていた。

網状星雲を狙って行ったのだが、ちょうど天頂方向なので筒の長いNikon 8cmは三脚につかえて向けられなかった。そこで、秋の定番のアンドロメダ星雲に望遠鏡を向けてPower Shot S95によるコリメート撮影を開始した。雲の襲来で撮影が中断される可能性も考えて、まずは露光時間を短めでコマ数を稼ぐことにした。

露光時間を20秒でISOを3200で9コマ、露光時間を40秒でISOを1250で9コマとISOを800で16コマ、露光時間を64秒でISOを800で5コマとISOを500で4コマ、と順調に露光時間を延ばしつつコマ数を稼いでいった。しかし、露光時間を90秒でISOを500で1コマ撮影したところで空が雲に完全に覆われてしまった。極軸合わせも手動追尾もマズマズだったので、これからというところだったのだが仕方がない。

ということで全部で44コマをコンポジット処理した。単純な積算の露光時間は30分で、1コマ当たりの平均露光は40秒という計算になる。それでも、さすがは明るい対象だけあって迫力ある画像になった。複雑な暗黒帯の切れ込みや、銀河の微妙な色の変化も捉えられていると思う。
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アンドロメダ銀河と言えば、1年前の立秋には露光時間8秒の簡易手動追尾撮影で写りっぷりに感激し、昨年の9月末には念願のサブ望遠鏡の搭載による手動ガイドで、ガイド不良に苦しみながらも15秒露光での撮影を行った。その後は、ガイド鏡だったハズのミニボーグでのコリメート撮影に浮気していたが、今回がようやくNikon 8cmでの本格的な撮影となった。
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by Nikon8cmtelescope | 2012-08-18 19:03 | 星雲