極軸合わせの精度が向上!!(成果のM42オリオン星雲)

極軸合わせの精度向上の手がかりが出来たということで、昨晩はホームグランドの富士見高原に出掛けた。

現地に着いたのは22時少し前だったのが、取り付け道路から駐車場に入ろうとハンドルを切ると、車がたくさん見えた。一瞬、また週末に自転車競技会でもあるのかと思ったが、車の周囲には赤いランプが動いていて、瞬時に同好の志と知れた。ヘッライトは消してスモールランプにすると、おずおずといつもの一番奥に車を停めた。

さて、極軸合わせであるが、結論から言えば傾斜計で確認した通りだった。まあ、紆余曲折はあったのだが、この夜に予定していたメインのM42オリオン星雲を撮影するときには、これまで経験したことのない精度になって、撮影開始から終了までの2時間半で赤経軸の微動ハンドルは数回微調整しただけだった。

その成果のM42オリオン星雲であるが、月の出までの約1時間で1分以上の露光の撮影を行い、月の出から薄明開始までは、露光時間を1分から5秒まで段階的に減らしながら撮影した。露光は最長で2分で最短は5秒。ISOはほぼ800に固定してコリメート撮影した82コマを、早速にコンポジット処理してみた。ちなみに、積算の露光時間は56分だった。画像は、ほとんど強調処理を施していない。

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前回よりもピントがシャープになったので、その分だけ追尾エラーによって星が線状になっている。なにぶん手動ガイドなので、これ以上の精度は難しい。今までは、たぶん極軸合わせが不十分で赤経軸側のズレがあったので、赤緯軸側の追尾エラーがあっても星が肥大するだけで、線状にならなかったのかも知れない。

この夜には駐車場に10台近い車が集まって、それぞれ撮影の合間に情報交換で盛り上がっていた様子だった。参加してみたい気持ちもあるのだが、なにせ手動ガイドは望遠鏡から離れることができない。それに、昨夜は素晴らしい星空で、撮影してみたい対象がたくさんあって、結局6時間ほぼ休み無く微動ハンドルを握りしめていた・・・。

追記
上の画像は、ほとんど強調処理を施していないスッピン状態で少々眠たい感じだったので、手直しした画像をアップします。
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(画像をクリックすると大きくなります)
今回は、コマ毎の視野のズレがほとんどなかったので、周辺部をトリミングしていない画像で出しました。接眼レンズの丸い縁がシャープに写っています。小三ツ星を全部入れるにはキチキチで、今回は星雲が中心に来るような構図にしたため、その点が構図的にはやや残念な感じですが、あくまで星雲がメインなので仕方ないかなあ。

追記2
なんちゃってフラット補正を施してみたので、追加でアップする。
b0167343_0295967.jpg
(クリックすると大きくなります)
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by Nikon8cmtelescope | 2012-10-13 18:25 | 手持ち撮影にこだわる訳