ω星団 2013

5月の連休明けにNikon 8cmによるメシエ天体のコリメート撮影は目出たく完走を果たしたが、それまでの奮闘・迷走を順次アップしていく・・・

富士見高原は東南側は街明かりの影響を受けるが、南から南西にかけては南アルプスがあるので空が暗く、南天に低い天体を撮影するのに適した場所だった。しかし、今年はどうも空が明るい印象だ。あるいは木々の芽吹きが遅くて、スキー場の南側にある施設や別荘地の街灯の光が木々で隠されていないせいかも知れないが・・・。

さて、球状星団の季節になると何と言っても気になるのがω星団だ。2年前に、この富士見高原でドブソニアンで眺めた時に、眼視では巨大な光芒にしか見えなかったのが、追尾なしのコリメート撮影で密度の高い星の塊が現れて迫力に圧倒された。

ようやくスキーシーズンが終わって、4月の新月期に富士見高原で星が見られるようになると、ω星団をNikon 8cmで撮影しようと、メシエ天体の完走そっちのけで狙っていた。4月中旬の新月期に最初に撮影した時は、比較的条件が良かったにもかかわらず到着が遅かったたため、ω星団は南中時刻を過ぎていた。大急ぎで追尾を始めたが、ガイド鏡の微動マウントが使えずにガイド星の選択に手間取ってしまい、数コマ撮影したところで入笠山に隠れてしまった。

週末に多くの同好の志と富士見高原に集った時には、到着して最初にω星団を狙った。しかし、生憎と光カブリが大きいために、高度が少し高くなるのを待ってからLPS-P2フィルターを装着して撮影を始めた。ただ、予報より少し早く南天の低空にモヤがかかり始めて、次第にコントラストが低下してしまったため予定より早く撮影を終了とした。

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2013年4月13日 23:29 - 25:00 八ヶ岳山麓富士見高原
Nikon 8cm (f 1200mm) + Takahashi LE30 (30mm) 手動ガイドによるCanon PowerShot S95 コリメート撮影
LPS-P2 filter (露光時間40秒; ISO 2000-1250) x 9コマ + (露光時間64秒; ISO 1250-1000) x 4コマ + (露光時間80秒; ISO 1600-640) x 14コマ 全27コマ積算露光時間 29分 
オート・ダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+フラット補正+簡易星マスク+HDR処理


またチャンスがあれば狙いたいが、今シーズンは無理かなあ。
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by Nikon8cmtelescope | 2013-06-06 00:34 | 星団