M106銀河 2013

随分と前に撮影した画像が残っていた。

レモン彗星を撮影に出掛けた夜、この夜は透明度があまり良くなかったのだが、気流は安定していた。メシエ天体の完走を果たして、以前に手持ち撮影しただけの銀河がいくつもあり、そのうち是非とも撮影したいと思っていたのがM106だった。

実は前の晩に、八ヶ岳山麓の原村で望遠鏡を向けたのがM106だった。その時の透明度は良好で、眼視でもM106の姿が良く見えていた。撮影の準備が全て整いガイド撮影をはじめようとガイド鏡を覗いたらガイド星が見えない。唖然として思わず空を見上げたら空を雲が覆っていた。一瞬のことで呆然とし、近くにいた同好の志に「急に曇りましたね!」って声を掛けたところ、それが「やまねももんが」さんだった

前の晩の眼視で良く見えていたのに比べて、この夜は眼視では何とか銀河が確認できる程度の条件だった。それでもと撮影してみると意外と良く写る。しかし、コマ数を重ねる高度を下げるに従い透明度が低いため西側の諏訪方面の街灯りの影響を受けるようになってしまった。

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2013年5月13日 23:57 - 25:08 八ヶ岳山麓富士見高原
Nikon 8cm (f 1200mm) + Takahashi LE30 (30mm) 手動ガイドによるCanon PowerShot S95 コリメート撮影
No filter (露光時間64秒; ISO 1600-640) x 20コマ + (露光時間80秒; ISO 1000-640) x 8コマ 全28コマ積算露光時間 32分 
オート・ダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+フラット補正+簡易星マスク


銀河の外周部分が青味を帯びて薄らと確認できる。小さな姿ではあるが非常に美しい銀河だ。「たら・れば」を言ったってどうなる訳でもないのだが、もし前の晩のような良好な条件で撮影できたら、どこまで写ったのだろうか・・・
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by Nikon8cmtelescope | 2013-08-26 22:40 | 星雲