らせん星雲 2013-2

秋の空の残り物をアップ・・・

ようやく澄み切った秋らしい夜空になったので、月が出るまでに撮影しようと、いつもより早い時間に現地に到着した。透明度が良かったので、ほんとうは予定していなかったのだが「らせん星雲」についつい望遠鏡を向けてしまった。眼視でも存在が確認できたので、コンデジを装着してコリメート撮影を開始した。

ところが、時間帯が早いためか街明かりの影響が強くて意外と写りが良くない。それでも粘って撮影していたが、高度が低くなって来てからLPS-P2フィルターを装着して撮影してみたら、背景カブリがグンと減って引き締まった姿がコンデジのバックモニターに現れるようになった。

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2013年10月27日 21:32 - 23:32 八ヶ岳山麓富士見高原
Nikon 8cm (f 1200mm) + Takahashi LE30 (30mm) 手動ガイドによるCanon PowerShot S95 コリメート撮影
No filter (露光時間32秒; ISO 3200) x 8コマ + (露光時間40秒; ISO 3200-2000) x 4コマ+(露光時間50秒; ISO 2000-1600) x 4コマ + (露光時間64秒; ISO 1600-1250) x 4コマ + (露光時間80秒; ISO 1250-1000) x 4コマ
LPS-P2 filter (露光時間20-50秒; ISO 3200) x 4コマ + (露光時間64秒; ISO 3200-2000) x 18コマ+(露光時間80秒; ISO 2500-1600) x 4コマ  全48コマ積算露光時間 47分 
オートダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+フラット補正+簡易星マスク+HDR処理


LPS-P2フィルターのおかげでコントラストが出たので、かなり強く星雲を持ち上げて処理した。夏のはじめに富士山山麓で写した時より多少は良く写ったものの、富士見高原は南側が随分と明るくて、南天に低い対象には向かないようだ。せっかくの好条件を生かすには、やはり天頂付近の対象を狙うべきだった・・・


追伸
画像処理をやり直した。周辺部の星像を改善させるため、星雲部分にNo filterで撮影したコマの星像を重ねる形で処理した。
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by Nikon8cmtelescope | 2013-12-19 01:06 | 星雲