アイソン彗星

アイソン彗星を狙って富士山麓に出掛けた。双眼鏡では全く存在が確認出来ず、おとめ座β星を目印に、その周辺をNikon8cmでコリメート撮影し、コンデジのバックモニターで確認しながら彗星を探した。幸い数コマ撮影するうちに、美しいグリーンの彗星本体を捉えることができた。

ところが、そこから構図を整えるのに大苦戦。ガイド鏡のミニボーグの視野の中心にガイド星であるβ星を捉えたままで、Nikon 8cmでコリメート撮影して画面で位置を確認しながら微調整していく。バラン良く彗星本体と尾を据えるまでに、30分近くを費やしてしまった。納得できる構図に持っていけたのは、薄明開始まで残り10分というタイミングだった。

予定では、1分から1分半ぐらいの露光時間でコマ数を重ねていく積もりだったのだが、40秒露光として撮影していった。20コマを撮影したが、最後の数コマは撮影ごとに背景が明るくなっていくのが画面で確認できた。撮影終了後にNikon 8cmを覗いてみると、彗星の本体は眼視で十分に確認することができた。それなら、眼視で直接に調整していけば、ものの10分もあれば構図を追い込めたハズ・・・。
b0167343_00052165.jpg
2013年11月8日 4:36 - 5:03 富士山麓朝霧高原
Nikon 8cm (f 1200mm) + Takahashi LE30 (30mm) 手動ガイドによるCanon PowerShot S95 コリメート撮影
No filter (露光時間40秒; ISO 1000) x 20コマ  全20コマ積算露光時間 13分 
オートダーク減算 + Photoshop Elementsを用いて彗星に合わせてコンポジット+中心部70%をトリミング

背景カブリをフラット補正しようとしたが、淡い尾がうまく残せずに断念して、中心部をトリミングして仕上がりとした。今回の教訓は、次の撮影に生かしたいと思う。

[PR]

by Nikon8cmtelescope | 2013-11-10 00:28 | 彗星