NGC2362

「やまねももんが」さんのサイトから訪問させていただいている「いっこう」さんが、カルドウエル天体をリストアップしたことに端を発したと思われる、静かなブームの「北の宝石箱」ことNGC2362星団。「さとう」さん、「悠々遊」さん、「かたくちいわし」さん、「まるこう」さんとひろがって、とうとう「やまねももんが」さんがアップされた。「やまねももんが」さんの写真で、その位置と星団の規模を確認することができて、これはNikon 8cmのコリメート撮影のよい対象であるだろうとイメージが膨らんだ。別にリレーをしている訳ではないが、勝手にバトンを受けてこの新月期に狙ってみた。

おおいぬ座の尻尾のあたりに、その明るい中心星はNikon 8cmの小さなファインダーでもハッキリと確認でき、視野に導くとドキドキしながらNikon 8cm本体を覗き込んだ。一見すると、明るい青白い中心星が輝いている。しかし、その周囲が青みを帯びた霞のようにモヤモヤしていることにスグ気がつく。一息ついて、チラチラと直視しないで観察をしていると、そのモヤモヤが確かに微光星から成ることがイメージできた。ところが、もっとよく見ようと思って直視してしまうと、アラ不思議、中心星だけしか見えなくなってしまう。星団の見かけの大きさや形は、夏のM11星団に似ているように思う。

イザ、コリメート撮影となると、どうもこの方向は赤道儀との相性が良くなくて、微動ハンドルの動きがシブイ。そこを無理矢理に押さえつけるようにしてガイド撮影していると、力が入るために星が肥大して写ってしまう。最近は、撮影したコマのほぼ100%が利用可能という場合が多いのだが、今回は半分のコマが追尾エラーと歩留まりが悪くなってしまった。
b0167343_084328.jpg
2014年2月新月期 0:00 - 0:41 瑞牆山山麓みずがき湖畔
Nikon 8cm (f 1200mm) + Takahashi LE30 (30mm) 手動ガイドによるCanon PowerShot S95 コリメート撮影
No filter (露光時間40秒; ISO 640-500) x 16コマ  全16コマ積算露光時間11分 
オートダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+フラット補正


こうして画像にして個々の星が分離されて写ると、眼視で感じた美しさというか不思議さというか、この星団の何とも妖しい魅力が半減してしまっているように思う。大抵の天体は眼視よりも写真の方がズッと見映えするのだが、この「北の宝石箱」は眼視の方が面白い。それでも、星団と周囲の星々の色の対比が美しいところが、写真が眼視に勝るところかな。

ちょっとサボっていた格好になっていたけど、また少しずつアップしていきます・・・
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by Nikon8cmtelescope | 2014-02-08 00:19 | 星団