NGC253銀河 2014

一昨年に撮影したものの、去年は何度か撮影を試みたが撮影条件に恵まれず成就できなった対象を、ようやく撮影することが出来た。

南天に低い対象で、この夜も撮影中に低空に靄のような薄雲が東側から度々広がってきていたが、幸いにも対象の領域が雲で覆われることはなかった。ただ、撮影中には気が付かなかったが、コンポジット処理の際に各コマを見比べてみたところ、連続するコマでも写り具合に微妙な差があったので、薄雲の影響は受けてしまったようだ。

南天に低い対象は、どうもNikon 8cmのバランスがよろしくなくて手動追尾がスムーズにいかない事が多いのだが、どういう加減なのかこの夜は割合と気分よく追尾することが出来た。微動装置の力加減に慣れるにしたがって露光時間を段階的に延ばしたかったのだが、薄雲の存在が気になり露光時間を抑えてコマ数を稼ぐことを優先した。

低空の対象で光害カブリが強いと、今まではついついISOの設定を低くしてきたのだが、今回は我慢して基本的にISOは最高値の3200で通した。また、発色が不自然になるのを避けてLPS-P2フィルターも使用しなかった。80秒露光で6コマ撮影したところでコンデジのバッテリーが尽きてしまったので、撮影を終了とした。

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2014年9月新月期 0:09 - 1:59 八ヶ岳山麓八ヶ岳高原
Nikon 8cm (f 1200mm) + Takahashi LE30 (30mm) 手動ガイドによるCanon PowerShot S95 コリメート撮影
No filter (露光時間32秒; ISO 3200) x 10コマ + (露光時間40秒; ISO 3200) x 28コマ + (露光時間64秒; ISO 3200) x 16コマ+ (露光時間80秒; ISO 3200-2000) x 6コマ  全60コマ積算露光時間 49分 オートダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+簡易星マスクによる強調 + 簡易フラット補正


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ISOを高くしたため背景の空が緑色を帯びてしまい、簡易フラット補正にかなり手を焼いたが、浮き出て来た銀河の写り具合は満足できるものだった。手持ち撮影した頃には、虫食いのような暗黒帯の様子を「ボロ雑巾」のように思ったが、この位まで写ってくれると小学生の頃に理科室の顕微鏡で見た「ゾウリムシ」の姿を思い出した。
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by Nikon8cmtelescope | 2014-10-16 00:41 | 星雲