2013年 08月 02日 ( 1 )

ペリカン星雲 2013

6月はじめにパンスターズ彗星を撮影した晩に、北アメリカ星雲のコリメート撮影にも挑戦してみた。

この夜は、湿度が高く空の透明度もやや低め。鏡筒がビッショリと結露するような条件だった。星雲の位置などを確認してこなかったので、適当にNikon 8cmをデネブの北側に向けて試し撮りをしているうちに、どうやら北アメリカ星雲の最も濃い部分と思われる領域が写るようになった。

構図を定めて本格的に撮影していると、少し様子がおかしい。よく見るとお隣のペリカン星雲の頭の部分であることがわかった。そして、ペリカンの頭が中心をハズれた構図になってしまっている。しかし、この夜は月が午前1時半頃には昇ってくるので、構図を設定しなおす時間的余裕はなく、そのまま撮影を続けることにした。

ところが、ちょうど月の出の頃に望遠鏡の結露をタオルで拭き取っている最中に、ガイド鏡のミニ・ボーグが少しズレて、ガイド星をロストしてしまった。約30分程かけて、回復させた頃には月明かりが目立つようになってしまい、LPS-V4フィルターを装着して撮影を続けた。

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2013年6月 1:04 - 3:06 八ヶ岳山麓清里高原美しの森
Nikon 8cm (f 1200mm) + Takahashi LE30 (30mm) 手動ガイドによるCanon PowerShot S95 コリメート撮影
No filter (露光時間40秒; ISO 3200-2500) x 29コマ + (露光時間50秒; ISO 2000) x 4コマ+ LPS-V4 filter (露光時間40秒; ISO 3200) x 1コマ+ (露光時間50秒; ISO 3200) x 3コマ+ (露光時間64秒; ISO 200-2500) x 10コマ 全47コマ積算露光時間 37分 
オート・ダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+フラット補正+簡易星マスク+HDR処理


空の条件が悪かったにもかかわらず結構良く写っていてビックリだ。こんな時に限って、ピント合わせが上手く決まって追尾も良好とは・・・ちょっともったいない感じがする。まあ減るものではないので、今後もこのレベルのピント合わせを目指したいと思う。

撮影を終えた午前3時過ぎには、月も低空のモヤから上に出ていたので、久しぶりに撮影してみた。
b0167343_0465283.jpg


いかにも梅雨の合間って感じの眠たい写りになった。
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by Nikon8cmtelescope | 2013-08-02 01:18 | 星雲