カテゴリ:月・星のある風景( 77 )

逆さ富士とさそり座 その2

鏡のように静かな湖面にアンタレスと土星が映っているのが肉眼でも確認できたので、撮影してみた。
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2015年3月30日 3:28-3:36 富士山麓河口湖畔
Canon PowerShot S95(F 2.0) 固定撮影 
露光時間16秒 ISO 1600 x 10コマ + ISO 400 x 4コマ
オート・ダーク減算 + Photoshop Elementsを用いて夜空は星の位置に合わせて最初の10コマをコンポジット+景色は全14コマをコンポジットして前景を切り出して合成 +湖面の星は星の位置に合わせて最初の10コマをコンポジットしたものを前景に比較明合成 + HDR処理


空の透明度が低いので銀河はさすがに無理だったが、さそり座のS字はなんとか写っているのが確認できる。もう10コマ撮影しておいたら、もう少し滑らかな画像になったのに・・・構図的には、湖面の左手前に何か岸辺の景色を入れられれば良かったなあ。そして何より本物の星空の写りが残念。
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by Nikon8cmtelescope | 2015-04-22 23:53 | 月・星のある風景

逆さ富士とさそり座

夜になって晴れて無風という予報だが、当地から見る夜空はどんよりとして月も赤みを帯びて見える。大陸から黄砂とPM2.5が流れ込んでいるのも予報通りだった。しかし、富士山周辺は日中にまとまった雨が降ったようだから、いくらかは透明度がよいだろうと考えて、日付が変わってからコンデジと三脚だけ車に積むと峠を越えた。

トンネルを抜けてびっくり。精進湖は完全に霧の中だった。やはり雨上がりに気温が高く無風状態だとこうなるだろうなあ。GPV予報も霧はなかなか読めないようだ。しかし、精進湖畔を抜けてしばらく国道を行くと霧が晴れて月夜になった。西湖の撮影ポイントに到着してまたびっくり。月没前というのに、数名の同好の志が既に立派なカメラと三脚を並べて撮影していた。今は、もうとっくに日付が変わって月曜日の午前3時だよ・・・と自分のことを棚に上げて呆れてしまった。

そそくさと撤収して河口湖畔へと向かった。幸いこちらも晴れている。去年撮影したポイントに着いたが、駐車場に他の車はいなかった。湖畔まで降りて、またまたびっくり。去年は波が打ち返していたのが、水面は鏡のようで波音は全く聞こえない。しかし、予想通り空の透明度は低く、月が沈んでも空は街灯に照らされて明るいままだ。高度を増してきた夏の大三角の辺の天の川は、その存在がなんとか確認できるかどうかといったところだった。
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2015年3月30日 4:01-4:16 富士山麓河口湖畔
Canon PowerShot S95(F 2.0) 固定撮影 
露光時間16秒 ISO 1600 x 10コマ + ISO 800 x 10コマ + ISO 400 x 4コマ
オート・ダーク減算 + Photoshop Elementsを用いて夜空は星の位置に合わせて最初の10コマをコンポジット+景色は全24コマをコンポジットして前景を切り出して合成 +湖面の星は星の位置に合わせて最初の10コマをコンポジットしたものを前景に比較明合成 + HDR処理


水面にクッキリと逆さ富士と星が映っており、水面から突き出した枯れたヨシが意外と絵になっている。豪雪にみまわれた去年の写真と比べると、富士山の雪の量が随分と少ないことがわかる。

この鏡のような湖面になる穏やかな天気で、真冬のような空の透明度に恵まれるってことは、なかなか難しいだろうなあ・・・
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by Nikon8cmtelescope | 2015-04-11 23:31 | 月・星のある風景

久しぶりの独り夜遊び

昨晩は雨が上がりで大気中の塵が減って、春とは思えないような透明度の高い空になった。しかし、暖かさは春そのもの。こんなお天気は絶対に長持ちしないとは思ったが、GPV予報は意外と悪くない。そこで機材を車に積んで、このところ賑やかなみずがき湖へと向かった。

現地に到着し駐車場に入るところで車のライトをスモールランプにして奥に進むと、様子がおかしい。なんと満天の星空の下、車が一台も停まっていない・・・。あれ、やまねももんがさんは、どうしちゃったのだろうか・・・。新月期にここで独りぼっちというのは久しぶりのことだ。

厚着はしてきたものの手袋も帽子も不要な快適な気温。雨上がりで地面は濡れているが、心地よいと言っていいような微風があって、機材への結露はたいしたことはない。こんな好条件が長続きするだろうかと疑心暗鬼でコリメート撮影していたが、午前2時を過ぎて夏の銀河が東の山の上に姿を見せ始めた頃に、案の定西から雲が広がってきた。

やっぱりなあ・・・と、いつになく諦めよく機材を撤収し、さて帰ろうかと思ったところ再び晴れて見事な星空になった。今さら望遠鏡を出すのもどうかと思案して、やまねももんがさんよろしくコンデジを三脚につけ敷地内をあちこち歩き回ってみた。よく整備された遊歩道を東へ向かってしばらく歩くと、やまねももんがさんの星景写真で見慣れた世界になった。

さそり座を背景に女神像がポーズをとるのに、本来ならカメラに収めるべき巨匠が今夜はいない。そこで、僭越ながらコンデジを女神像に向けてみた。試し撮りで、あまりに前景が真っ黒だったので、今夜は自分だけしかいないということで10コマ連続撮影したうちの3コマは女神像にライトを当てて撮影してみた。

景色にあわせたコンポジットと星に合わせたコンポジットを合成した画像がこちら。
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星空については画像処理はほとんど施してはいないのに、この写り。透明度が高かったことがうかがえる。しかし、この星空も長続きせず、独り夜遊びはお開きとなった。
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by Nikon8cmtelescope | 2015-03-21 01:47 | 月・星のある風景

夜遊びは愉し

木枯らし1号が吹いた晩の次の夜も、今度は移動性高気圧に覆われ風も弱く素晴らしい星空になった。

たまらず再び星空の下に出かけた。

詳しいことは改めて後日にして・・・・とりあえは撮影の様子。

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by Nikon8cmtelescope | 2014-11-12 01:09 | 月・星のある風景

木枯らし1号の夜

木枯らし1号の吹いた夜に八ヶ岳山麓に出かけた。冬型の気圧配置になって空の透明度は良さそうだが季節風が吹き下ろす予報だったので、もう少し風が穏やかな場所を選びたかったが、敢えて八ヶ岳山麓に出かけたのは、お目当てがあったからだった。

北東からの季節風は周囲の木々で防げるような場所にNikon 8cmを設営したので、風が強い割には鏡筒が煽られるようなことは少なかった。しかし、木々を絶えず鳴らす風の音のためだろうか、集中力が削がれて対象選びも構図もピント合わせも手動ガイドも・・・みんな中途半端になってしまった。

集中力に欠けたのには、もう1つ理由があった。遠くの林の上に姿を現すであろうカノープスを、そわそわと待っていたからだ。そろそろ南中時刻という頃合いに、果たして姿を現した。ようやくNikon 8cmでの手動ガイド撮影が軌道に乗り始めてコマ数を重ねたいところではあったのだが、中断してコンデジでカノープスを写すことにした。

ところがカメラ三脚が短いために、立つと森の上に見えているカノープスがカメラの高さだと木立に遮られてしまう。そんなこんなで、場所を移動しながら撮影しているうちに時間がどんどん過ぎていった。オリオン座と一緒に写したいところだが画角的に無理なので、端っこに着膨れした自らの姿を入れて撮影した。イメージしていた構図にはならなかったが、なんとかお目当てをコンデジに収めることはできた。
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by Nikon8cmtelescope | 2014-11-03 03:08 | 月・星のある風景

八ヶ岳と夏の大三角 その2

来週の天気予報が出始めたが、今のところ期待薄・・・・どうして・・・・

先月の星空の続き・・・農作業に勤しむトラクターのヘッドライトの明るさに気圧されて、八ヶ岳に沈む夏の大三角を諦め撤収した。しかし、車のハンドルを握って走っていると、このまま帰宅するのが惜しくなってきた。そこで野辺山のJR鉄道最高地点の手前でハンドルを切り、八ヶ岳を眺望できる獅子岩に向かった。

到着してみると、星空は先ほどよりも少し見劣りするが八ヶ岳の全容が見渡せる。ただ惜しいことに、八ヶ岳の上に淡い筋状の雲が漂っていた。
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2014年8月21日 2:39-2:44 八ヶ岳山麓野辺山高原獅子岩
Canon PowerShot S95(F 2.0) 固定撮影 
露光時間15秒( ISO 3200) x 10コマ
オート・ダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+簡易フラット補正 + コンポジットした前景を切り出して合成 +HDR処理


前の画像では、雲がアクセントになっていたと言えなくもないが、こちらでは邪魔な感じ。

下界に戻ると盆地からは星空は見えず、熱帯夜が明けようとしていた。
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by Nikon8cmtelescope | 2014-09-16 00:53 | 月・星のある風景

八ヶ岳と夏の大三角

東の空にスバルが高度を上げた反対側の西の空には、夏の大三角が傾きつつあった。車でしばらく農道を走って八ヶ岳への眺望が開けた場所に出ると、車を停めて沈みつつある天の川にコンデジを向けて固定撮影をはじめた。

低空に雲がスジのように流れていて、北西側の遠くの空で時折音もなく光る雷に照らされていた。下界は熱帯夜なのに、高原は涼しく気温は20度を下回っている。ただし風がないので半袖でも寒さは感じられず、むしろ心地よいくらいだった。

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2014年8月21日 1:52-1:58 八ヶ岳山麓野辺山高原
Canon PowerShot S95(F 2.0) 固定撮影 
露光時間20秒( ISO 3200) x 10コマ
オート・ダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+簡易フラット補正 + コンポジットした前景を切り出して合成 +HDR処理


もう少し夏の大三角が高度を下げるまで待って撮影しようと思ったが、午前2時を過ぎたら高原野菜の収穫のためだろうか、煌々とヘッドライトを灯したトラクターが目の前の農道を次々に通るようになった。

居心地が悪くなったというよりも、明るいヘッドライトに追い出されるように仕方なく撤収した。
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by Nikon8cmtelescope | 2014-09-02 00:49 | 月・星のある風景

昇るスバル

今月はとうとうNikon 8cmでコリメート撮影が全く出来ずに終わりそうな気配・・・

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2014年8月21日 1:26-1:30 八ヶ岳山麓野辺山高原
Canon PowerShot S95(F 2.0) 固定撮影 
露光時間16秒( ISO 2500) x 10コマ
オート・ダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+コンポジットした前景を切り出して合成 +HDR処理


八ヶ岳山麓で知人を星見に案内した。雲りだが日付が変わる前なら時々は雲間から星が見られるかも・・・という天気予報だった。そこでNikon 8cmの代わりにNinja 320を車に積んで出かけた。

22時前に現地に到着。幸い予報よりは晴れ間が多く、Ninja 320でM11、M13、M17、M22、M27、M57、M31、二重星団、アルビレオと有名どころを一通り楽しんだ。星雲星団を望遠鏡で見るのは初めてという人たちだったが、それなりに満足してもらえた。

観望の後は宿所に戻りおしゃべりをしていたら午前1時に。急いで家路につく。ところが天気予報に反して雲よりも星空の面積が大きい。途中、野辺山高原の農道に車を停めて東の空に昇ってきたスバルにコンデジを向けて固定撮影した。

低空の雲が山の遥か向うに広がる関東平野の街明かりで明るく照らされた上に、真っ暗な星空が広がる面白い景色だった。山の端の空が赤みを帯びているなあと思っていたら、最後のコマを撮影している頃に細い月が姿を現した。

この条件ならNikon 8cmも積んで行けば良かった・・・今思えば、この夜が8月の唯一のチャンスだった。
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by Nikon8cmtelescope | 2014-08-28 01:25 | 月・星のある風景

天の川は美しい!!

素晴らしい天の川を見る事ができた数日後に、天気予報は微妙だったが八ヶ岳高原を再び訪れた。清里から野辺山にかけての空は雲に覆われ所々に星が見える程度で、予報通りの天気だった。国道から八ヶ岳方向に折れて少しずつ高度を上げていくと、雲の上に出たようだ。

東の低空には雲があるが、天頂から西側には天の川がクッキリと見える。前回にも劣らない好条件だ。湿度があって夜気がどことなく重たく感じられるが、透明度は夏にしては良好だと言ってよいだろう。Nikon 8cmを組み上げながら、傍らで森の上に突き刺さるような天の川をコンデジで固定撮影してみた。
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2014年7月新月期 23:29-23:35 八ヶ岳山麓八ヶ岳高原
Canon PowerShot S95(F 2.0) 固定撮影 
露光時間16秒( ISO 3200) x 9コマ
オート・ダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+簡易星マスク+コンポジットした前景を切り出して合成 +HDR処理


ISOを3200に設定したのに空の条件が良かったので背景カブリはあまり目立たず、今回は簡易フラット補正処理はしなかった。フラット補正で削り取られなかった分だけ銀河が明るく写り、M8はもちろんのことM16やM17のピンク色もハッキリと出ている。バンビの辺の銀河は青みを帯びていて微妙な色調の変化もわかる。
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by Nikon8cmtelescope | 2014-08-14 01:27 | 月・星のある風景

来年こそ・・・

この時期の八ヶ岳山麓の天気は難しい。

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観望会を!ということで、子どもたちのキャンプに呼んでいただくようになって、今年で3回目。今年こそ!!と、みんなも期待してくれていたけど、結局星は見えず。

一昨年・昨年は雨や霧で室内でのスライド投影だけだったが、今回はスライド投影の後に外に出て、晴れるのを待った・・・そして望遠鏡と一緒に記念撮影会。それだけなのに、喜んでくれた。

会が終わって、清里から八ヶ岳高原に移動すると満天の星・・・複雑な気持ちではあったが、望遠鏡を組み上げて約2か月ぶりに撮影した。
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by Nikon8cmtelescope | 2014-07-28 00:13 | 月・星のある風景