カテゴリ:星雲( 181 )

まゆ星雲 IC5146

・・・文章を付ける前に、うっかり予約投稿してしまった・・・

・・・梅雨入り前に瑞牆山で奇跡的に好条件に恵まれて撮影した。ただ、薄明開始時刻がビックリするくらい早くて、十分な露光時間とコマ数を確保することができなかった。

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2014年6月1日 1:25 - 3:07 瑞牆山山麓
Nikon 8cm (f 1200mm) + Takahashi LE30 (30mm) 手動ガイドによるCanon PowerShot S95 コリメート撮影
No filter (露光時間32秒; ISO 3200-2500) x 2コマ + (露光時間64秒; ISO 2500-2000) x 22コマ + (露光時間80秒; ISO 2500-2000) x 8コマ + (露光時間101秒; ISO 2000) x 4コマ  全36コマ積算露光時間 42分 
オートダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+星マスク強調+フラット補正+HDR補正 + 最後の11コマの恒星像を合成


この撮影中の様子がこちら。銀河に背を向けても撮影する価値が十分にある対象だと思う。サイズもちょどよい感じなので、またぜひ挑戦してみたい。
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by Nikon8cmtelescope | 2014-12-15 00:58 | 星雲

M17オメガ星雲 2014

・・・文章を付ける前に、うっかり予約投稿してしまった・・・

・・・この夜は風が強くて鏡筒が揺れるような条件だった。対象が低空のうちはLPS-V4フィルターを、続いてLPS-P2フィルターを装着して撮影した。対象の高度が増して来たところでフィルターなしでコマ数と露光時間を稼ぐ算段だったが、薄明が近づくにつれて風が強まってきて、思うような撮影が出来なかった。

結果的にフィルターを装着して撮影したコマの割合が高かくなったため、背景を含めた色調が不自然な感じになってしまった。露光時間の短いコマが多くなったので、周辺部の淡い部分も出せなかった。

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2014年5月新月期 1:15 - 3:34 富士山麓朝霧高原
Nikon 8cm (f 1200mm) + Takahashi LE30 (30mm) 手動ガイドによるCanon PowerShot S95 コリメート撮影
LPS-V4 filter (露光時間50秒; ISO 3200-2500) x 7コマ + (露光時間64秒; ISO 2000-1600) x 8コマ + (露光時間80秒; ISO 1600-1250) x 4コマ + LPS-P2 filter (露光時間40秒; ISO 3200-2500) x 5コマ + (露光時間64秒; ISO 2000-1600) x 19コマ + No filter (露光時間40秒; ISO 1600-800) x 19コマ 全62コマ積算露光時間 56分 オートダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+フラット補正+簡易星マスク+HDR補正

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by Nikon8cmtelescope | 2014-12-15 00:11 | 星雲

くじら銀河NGC4631 2014

・・・文章を付ける前に、うっかり予約投稿してしまった・・・

・・・この夜は、低空の霧に阻まれて設営地を二転三転したあげく、あきらめて撤収しようという途中で霧が晴れてきたので、通り道の市営グラウンドの駐車場に機材を大急ぎで展開しての撮影になった。

最初は低空に靄が残ってコントラストが出なかったが、次第に空が安定してきて露光時間を段階的に延ばしていった。街明かりもあったが、対象が高度を増して来ていたため、それほど影響は受けなかった。

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2014年1月28日 1:50 - 4:55 八ヶ岳山麓北杜市長坂
Nikon 8cm (f 1200mm) + Takahashi LE30 (30mm) 手動ガイドによるCanon PowerShot S95 コリメート撮影
No filter (露光時間64秒; ISO 1600-1250) x 4コマ + (露光時間80秒; ISO 1250-800) x 9コマ + (露光時間101秒; ISO 1000-640) x 10コマ + (露光時間128秒; ISO 800-500) x 12コマ + (露光時間161秒; ISO 640-400) x 6コマ + (露光時間203秒; ISO 400) x 3コマ  全44コマ積算露光時間 84分 
オートダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+フラット補正+簡易星マスク + HDR補正


手動追尾の限界である3分越えの露光のコマも入った効果で、2つの銀河の色調の違いがキレイに出た。
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by Nikon8cmtelescope | 2014-12-08 17:32 | 星雲

M33銀河 2014

改めて難しい対象だなあと思った。とにかく淡くて大きい。しかも秋の夜空は結露に悩まされる。そうでなくても周辺減光の大きなコリメート撮影なので、銀河の淡く大きく広がる腕の部分の画像処理がとても難しい。

淡い腕をなんとか写し出そうと、このところ成功している高いISO値設定で撮影を続けたが、この晩はGPV予報に反して低空に靄のような雲があって、それが絶えず天頂付近まで広がって来ては淡い星雲の存在を脅かす。しかし、こちらにはなす術はないので愚直にひたすら手動ガイドを続ける。何度かガイド星もロストしてしまうほど雲が広がったが、しばらくすると晴れ上がる。その繰り返しだった。

途中コンデジのバッテリー交換をしている間に完全に空が雲で覆われてしまった。晴れ間が押し戻すのを待っている間に、なんと今度はNikon 8cmの対物レンズが結露で曇ってしまった。この夜は、機材から滴るほどの激しい結露で、カイロでも防ぎきれなくなってしまった。予定のコマ数には到底達していなかったが、撤収することにした。

そして画像処理であるが、冒頭の通りフラット補正に手を焼いた。ほとんどがISO3200であったためか階調に厚みがないようで、銀河の淡い部分をあぶり出そうとすると不自然になってしまう。しかも結露対策が出来ていないガイド鏡が結露しガイド星が十分に見えないなかで手動追尾したために、追尾精度も低いという負の連鎖・・・画像処理を途中で投げ出してしまおうかとも思ったが、今年の足跡を残すためとにかく仕上げた。

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2014年9月新月期 21:17 - 23:54 八ヶ岳山麓八ヶ岳高原
Nikon 8cm (f 1200mm) + Takahashi LE30 (30mm) 手動ガイドによるCanon PowerShot S95 コリメート撮影
No filter (露光時間40秒; ISO 3200) x 4コマ + (露光時間64秒; ISO 3200) x 5コマ + (露光時間80秒; ISO 3200) x 10コマ + (露光時間100秒; ISO 3200-2000) x 19コマ  全39コマ積算露光時間 54分 
オートダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+フラット補正+簡易星マスク


対象が中央に収まった点以外は昨年の画像の方が良く写っている。積算の露光時間は今年の方が上回っていたのに淡い部分の写りが悪いのは、空の透明度の違いってことなのだろう。Nikon 8cmの赤道儀は南中後の対象は苦手なので、また来シーズンに条件の良い空へ持ち越しだ。
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by Nikon8cmtelescope | 2014-10-26 23:17 | 星雲

NGC253銀河 2014

一昨年に撮影したものの、去年は何度か撮影を試みたが撮影条件に恵まれず成就できなった対象を、ようやく撮影することが出来た。

南天に低い対象で、この夜も撮影中に低空に靄のような薄雲が東側から度々広がってきていたが、幸いにも対象の領域が雲で覆われることはなかった。ただ、撮影中には気が付かなかったが、コンポジット処理の際に各コマを見比べてみたところ、連続するコマでも写り具合に微妙な差があったので、薄雲の影響は受けてしまったようだ。

南天に低い対象は、どうもNikon 8cmのバランスがよろしくなくて手動追尾がスムーズにいかない事が多いのだが、どういう加減なのかこの夜は割合と気分よく追尾することが出来た。微動装置の力加減に慣れるにしたがって露光時間を段階的に延ばしたかったのだが、薄雲の存在が気になり露光時間を抑えてコマ数を稼ぐことを優先した。

低空の対象で光害カブリが強いと、今まではついついISOの設定を低くしてきたのだが、今回は我慢して基本的にISOは最高値の3200で通した。また、発色が不自然になるのを避けてLPS-P2フィルターも使用しなかった。80秒露光で6コマ撮影したところでコンデジのバッテリーが尽きてしまったので、撮影を終了とした。

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2014年9月新月期 0:09 - 1:59 八ヶ岳山麓八ヶ岳高原
Nikon 8cm (f 1200mm) + Takahashi LE30 (30mm) 手動ガイドによるCanon PowerShot S95 コリメート撮影
No filter (露光時間32秒; ISO 3200) x 10コマ + (露光時間40秒; ISO 3200) x 28コマ + (露光時間64秒; ISO 3200) x 16コマ+ (露光時間80秒; ISO 3200-2000) x 6コマ  全60コマ積算露光時間 49分 オートダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+簡易星マスクによる強調 + 簡易フラット補正


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ISOを高くしたため背景の空が緑色を帯びてしまい、簡易フラット補正にかなり手を焼いたが、浮き出て来た銀河の写り具合は満足できるものだった。手持ち撮影した頃には、虫食いのような暗黒帯の様子を「ボロ雑巾」のように思ったが、この位まで写ってくれると小学生の頃に理科室の顕微鏡で見た「ゾウリムシ」の姿を思い出した。
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by Nikon8cmtelescope | 2014-10-16 00:41 | 星雲

M42オリオン星雲 2014

冬の王者の勇姿を今シーズンも早々に撮影したら、今までで一番の仕上がりになったのでアップ。

詳細は、また後日に改めて。

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2014年9月新月期 3:03 - 4:36 八ヶ岳山麓八ヶ岳高原
Nikon 8cm (f 1200mm) + Takahashi LE30 (30mm) 手動ガイドによるCanon PowerShot S95 コリメート撮影
No filter (露光時間32秒; ISO 3200-640) x 26コマ + (露光時間64秒; ISO 3200) x 5コマ + (露光時間80秒; ISO 3200-640) x 16コマ  全47コマ積算露光時間 41分 オートダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+フラット補正+恒星は30コマ合成像 中心部約80%をトリミング


この夜は、天頂にある目的の天体を望遠鏡に導こうとしたらカイロを装着していたにもかかわらずレンズが結露にやられてしまった。豆ドラでレンズを乾かしたり、タオルで鏡筒を拭いたりしているうちに時計の針はみるみる進み、なんとかリカバリーできたのは午前3時前。お目当ての対象は淡く、薄明までの1時間ちょっとではとてもモノにはできない。そこで急遽Nikon 8cmを向けたのが、明るいM42オリオン星雲だった。

薄明までの残り時間を有効に使うため、薄明が始まるまでは80秒露光で周辺部の淡い部分まで捉えることにして、薄明開始時刻からは32秒露光にして段階的にISOを下げながら星雲の中心部分を撮影することにした。そして、星像はよりシャープに写った32秒露光のコマを活かすことにした。

全コマをコンポジットした画像で輝星をレタッチで消したところで、32秒露光で撮影したコマだけコンポジットした画像を比較明合成すると、星像だけが32秒露光で撮影したコマに入れ替わった画像が出来る。ただ、この合成画像の星像はやや不自然になるので、元のコンポジット画像と適当な割合でブレンドした。また、星雲の中心部分も32秒露光のコマから切り出してブレンド合成した。

空の透明度やコマ数、積算露光時間は昨年末の撮影に及ばないのだが、星像がシャープになったのとISOを高めに設定したせいか周辺部の淡い部分が比較的よく写ったのとで、個人的にはこちらの方がよい感じに仕上ったと思っている。

同じ手法で、もう少し積算の露光時間を延ばせるように、また挑戦してみたいと思う。
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by Nikon8cmtelescope | 2014-10-03 00:27 | 星雲

モザイク合成処理もどき

Nikon 8cmと30mm接眼レンズの組み合わせでコリメート撮影しているので、見かけが大きな対象は視野からハミ出してしまう。だから秋の王者であるM31アンドロメダ銀河は中心部分しか写せない。全体像を写すには、焦点距離の長い接眼レンズが必要になるが、30mmより焦点距離の長いレンズは基本的に2インチ・サイズであり、現在の光学系には合わない。

すっかり諦めていたところ、いつもコメントを下さるKameさんが0.5倍レデューサーレンズの使用を提案して下さり、未使用品を譲って下さった。しかし、手持ちの光学系そのままだとレデューサーレンズを装着して差し込み部分が長くなった接眼レンズは、天頂ミラーの差し込み口からハミ出してしまった。そのまま固定して空に向けてみたが残念ながら合焦せず、何か工夫が必要と判明した次第。こちらは課題として取り組みたい。

そうなると現有戦力に残された道はモザイク合成処理ということになる・・・・9月の新月期が近づいてきても不安定な天気が続くなか、北側の県境付近なら夜半過ぎに晴天の帯に入りそうな予報が出たので、少々寝不足気味ながら車に機材を積み込んで家を出た。予報から言えば長野県側まで入ったほうが確率は高そうだったが、空を見上げると予報より晴天の帯は南下している感じだ。そこで、瑞牆山山麓を目指すことにした。

みずがき湖でも十分に晴れの帯に入るはずと思っていたが、到着してみると北西方向にわずかに星が見えるだけだった。アレっ!予報より厳しいかな?と不安を感じつつも、時間とともに回復すると信じて瑞牆山の麓に向かった。目的地に着くと、ちょうど北西側半分が晴れている。盆地方面が曇っているので、街明かりが雲に遮られて見えている星空はいい感じ。他に誰もいないのは予想外だったが望遠鏡を組み上げた。

日付が変わると月が昇ってくるので、天頂にあるM31を最初からテスト撮影のつもりでNikon 8cmの鏡筒の下に潜り込むようにして導くと、32秒露光でコリメート撮影を始めた。星雲を中心にして9分割するイメージで各分画を5コマずつ撮影する算段でいた。ところが、ちょうど撮影地の上が晴天帯の境目にあたるようで、天頂方向が曇ったり晴れたりを繰り返していている。そのため、しばしば撮影の中断を余儀なくされた。

晴れ待ちの間に消耗したコンデジのバッテリーが、予定のコマを全部撮影する前に尽きてしまった。時刻は午前3時半。予定通りなら家に戻っている時間だった。少しでも早く家に戻って睡眠時間を確保したいと思い瑞牆山周辺を選んだのだが、県境を越えて八ヶ岳高原まで行っていたら雲に阻まれることなく予定のコマを撮影することができて、かえって早く帰宅できたことになる・・・。

さて画像処理であるが、Photoshop ElementsにはPhotomerge機能があるので、それを使ってモザイク合成するつもりでいた。ところが、色々と試してみたが機能しなかった。やはり、レンズ収差による歪みがネックになっているようだ。そこで6コマを使って力ずくで自力合成を試みた。コマ同士が重なる部分は収差で星像がズレてしまうため、小さな区画に分けて貼り合わせて誤摩化した。そんな画像なので、大幅に縮小してアップする。

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各分画にコンポジットした画像を使った上で、周辺減光やカブリの補正も丁寧にすれば、もう少しマシな画像に仕上がるのかも知れないが、色々と試行錯誤した面はあったにしても、このお試しモザイク合成だけで数時間を要した。予定コマ数が撮影できずに銀河の全貌を捉えることが出来ていないこともあって気合いが入らず、お試し画像処理の段階で力尽きてしまった・・・
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by Nikon8cmtelescope | 2014-09-21 17:54 | 星雲

NGC7293らせん星雲 2014

明るい星の乏しい秋の南天で孤高の1等星はフォーマルハウト。1等星ではあるが、高度が低いこともあって、どことなく夏が終わってしまう寂しさを纏っているような気がするのは自分だけだろうか。フォーマルハウトから三角形の「やぎ座」の星のならびの方向に双眼鏡を動かしていくと、三角定規のような星の並びの傍らに、空の条件が良いと淡い光芒が確認できる。それが、「らせん星雲」と呼ばれるNGC7293だ。

八ヶ岳高原は、南から西にかけての空が八ヶ岳の方向になるため、雲さえ出なければ「らせん星雲」を狙うにはマズマズの条件だ。この夜は、東の空はモヤっているが、西側の空は低空まで夏にしては珍しい透明度だった。夜半を過ぎ、そろそろ「らせん星雲」が南中しようかという頃合いに双眼鏡で見てみると、ハッキリとその存在が確認できた。問題は、湿度。八ヶ岳を挟んでほぼ反対側に位置する富士見高原が60-70%の予報でも、八ヶ岳高原は80-90%になる。風があっても鏡筒は必ず汗をかいたかのようにビッショリと結露する。

よし、まずは結露対策だ。電源なしの我が前時代的システムでは、登山専門店で購入した木炭カイロを使っている。寒さが厳しい時期は途中で火が消えてしまうことも多いが、夏のこの時期なら大丈夫。Nikon 8cm本体の対物レンズの部分と、光学的には優秀だが肉厚で結露しやすい天頂ミラーの部分に2つのカイロを結わい付けた。撮影していると、木炭がほんのりと香ってくるのだが、これが子どもの頃の匂いの記憶を呼び起こす。そう婆チャン家の火燵やアンカの香りだ・・・

ほぼ南中から西の空へ回り込もうかというタイミングは、Nikon 8cm赤道儀は相性が良くないのは承知で手動ガイドを開始。予想通り動きはシブく、そのために星が膨化して写る。今回は、星雲の外周の淡い部分もあぶり出したいと狙っての撮影なので、空が比較的暗いこともあってISOは高めに設定した。幸い、フィルターを使わないでもコントラストはまずまず出ているようだ。コマを重ねて、露光時間を101秒まで延ばしたと思ったら、もう薄明時刻を迎えてしまった。ISOを下げて徐々に露光時間も短くしながら1コマでも余計に稼ごうと粘ったが、薄明開始から約30分であきらめた。

Nikon 8cmの本体も赤道儀もビッショリ結露していたが、レンズは木炭カイロのおかげで結露の影響は感じられなかった。しかし、ガイド鏡のミニ・ボーグにはカイロは装着していないため、結露で最後の方はガイド星が随分と見にくくなってしまった。それでも無事に撮影を終えることができたのは良かった。

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2014年7月新月期 1:42 - 3:43 八ヶ岳山麓八ヶ岳高原
Nikon 8cm (f 1200mm) + Takahashi LE30 (30mm) 手動ガイドによるCanon PowerShot S95 コリメート撮影
No filter (露光時間40秒; ISO 3200-2000) x 10コマ + (露光時間64秒; ISO 3200-1600) x 17コマ + (露光時間80秒; ISO 3200-2500) x 4コマ + (露光時間101秒; ISO 2500-1250) x 12コマ  全43コマ積算露光時間 50分 オートダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+フラット補正+簡易星マスク+HDR補正


赤道儀のご機嫌が良くなかったのとISOを高く設定したために、去年の画像よりもシャープさには欠けるが、星雲本体は明るくなった。空の条件が良かったので、微かにではあるが星雲の外周部分も写っているようだ。
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by Nikon8cmtelescope | 2014-08-31 01:03 | 星雲

M27亜鈴状星雲 2014

コンデジを手持ちで接眼レンズに押し付けて撮影しても星雲が写る!!そんなビックリの発見!?をしたのは、ちょうど5年前のお盆休み。その時に撮影した星雲の1つがM27亜鈴状星雲だった。以来、望遠鏡はNikon 8cmのままでコンデジのコリメート撮影も一緒だが、精進!?を重ねてガイド望遠鏡を載せて手動ガイドで撮影した画像に怪しげなフラット補正もどきまで施すようになった。

5月も夜半過ぎになると東の空に夏の大三角が昇って来る。M27をNikon 8cmに導入すると、低空のうちは街明かりの影響を避けるためLPS-P2 filterを装着して撮影した。頃合いをみてfilterを外すと、さらに撮影を続けた。露光時間は32秒から80秒で、全部で54コマの合計の露光時間は50分あまり。ちなみに、5年前に撮影した時は3秒露光の7コマだった。
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2014年5月新月期 1:38 - 3:30 八ヶ岳山麓富士見高原
Nikon 8cm (f 1200mm) + Takahashi LE30 (30mm) 手動ガイドによるCanon PowerShot S95 コリメート撮影
LPS-P2 filter (露光時間50秒; ISO 2500) x 10コマ + (露光時間64秒; ISO 2500-2000) x 12コマ
No filter (露光時間32秒; ISO 3200) x 2コマ + (露光時間40秒; ISO 2500-2000) x 12コマ + (露光時間64秒; ISO 1600-1000) x 12コマ + (露光時間80秒; ISO 1000-800) x 6コマ  全54コマ積算露光時間 51分 オートダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+星マスク強調+フラット補正+HDR補正 + 最後の12コマの恒星像を合成


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去年の撮影と総露光時間はだいたい同じだが、天頂ミラーを新調したのと追尾の精度が上がったのとで、キレイに写った。でも、今年は少しピントが甘かったかもしれない。ISOを高めに設定した影響もあるかなあ。明るい星の色が潰れているのは、ISOを高くしたためだろう。LPS-P2 filterを併用した効果は??背景が青っぽいのは、filterのせいだろうなあ。
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by Nikon8cmtelescope | 2014-08-16 23:34 | 星雲

M31アンドロメダ銀河 2014

8月に入ると、東の空にペガススの四角い星の並びが、カシオペヤのW字を追いかけ並ぶように高度を上げて来る。そうなると、アンドロメダ銀河が肉眼で確認できないかと思って、目を細めたり斜に眺めたりして、ついついその光芒を探してしまう。光芒が確認できると、今年こそはキレイに撮影できるのでは・・・という期待感がムクムクと膨らんでくる。この期待感というか誤解というべきか、それが天体写真を続けている原動力であり、まことにおめでたい人種である。

そして、今年もその時がやってきた。空を天の川がゆったりと二分して流れているが、Nikon 8cmの赤道儀は東の空から天頂に昇って行く天体と相性がよろしい。もう何年も付き合っているから、そのクセが沢山の失敗の記憶とともに脳みそに刻み込まれている。そんな訳で、美しい天の川に背を向けるようにして、アンドロメダ銀河を視野に導入した。

・・っと、ここで少し悩む。焦点距離1200mmのNikon 8cmに30mmの接眼レンズを組み合わせるという縛りがあるので、アンドロメダ銀河の全貌を視野に収めることはできない。が、できることなら、格さん助さんのM32とM101とも一緒に収めたい。しかし、M101まで入れようとすると本体の銀河は中心を外れるし、何より周辺部は収差が出るのがコリメート撮影の宿命だ・・・結局はアンドロメダ銀河の明るい中心部を視野の真ん中に置くという、日の丸的な構図に今年もなってしまった。

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2014年7月新月期 0:36 - 3:22 八ヶ岳山麓八ヶ岳高原
Nikon 8cm (f 1200mm) + Takahashi LE30 (30mm) 手動ガイドによるCanon PowerShot S95 コリメート撮影
No filter (露光時間40秒; ISO 3200) x 6コマ + (露光時間64秒; ISO 2500-1600) x 31コマ + (露光時間80秒; ISO 1600-1000) x 15コマ + (露光時間101秒; ISO 1250-1000) x 7コマ  全59コマ積算露光時間 69分 オートダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+フラット補正+簡易星マスク+HDR補正


空の条件がよかったので、ISOを高めに設定して撮影した。コマあたりの露光時間も、昨年の撮影に比べると長くなっている。その結果、シャープさについては昨年に劣るものの、銀河の周辺部まで明るく写り、淡い部分の色調の変化も出ているように思う。

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by Nikon8cmtelescope | 2014-08-09 00:45 | 星雲