M27亜鈴状星雲 2013

お天気がスッキリしない。週末に東京から八ヶ岳にキャンプに来る子ども達に観望会を頼まれていたのだが、去年と同様に星が見えずに室内でスライド上映会になってしまった。

まだアップしていない画像は相当枚数あるのだが、こうも天気が悪いとどうも記事の更新にも熱が入らない。そんなこんなで、随分と前に画像だけ仮登録しておいたM27が、記事を書き込む前に公開になってしまった・・・・。
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2013年5月14日 1:28 - 3:11 八ヶ岳山麓富士見高原
Nikon 8cm (f 1200mm) + Takahashi LE30 (30mm) 手動ガイドによるCanon PowerShot S95 コリメート撮影
No filter (露光時間32秒; ISO 3200-2000) x 17コマ + (露光時間40秒; ISO 2000-1000) x 24コマ+ (露光時間50秒; ISO 1000-640) x 12コマ+ (露光時間64秒; ISO 800-640) x 10コマ 全53コマ積算露光時間 46分 
オート・ダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+フラット補正+簡易星マスク+HDR処理


この夜は、透明度はあまり高くなかったのだが、M27は天頂付近にまで昇って街明かりの影響が少なかったので、ISOを高めに露光時間は短くしてコマ数を稼いだ。その結果、比較的シャープな像になったので、星雲部分をトリミングしてみた。星雲と重なる星々が、かなり良く写っている。
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8月の新月期には星空が戻ってくると嬉しいが、去年も安定した星空は8月後半になってからだった。今年の月齢の巡り合わせを考えると、9月の新月期までは期待できないかも・・・
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by Nikon8cmtelescope | 2013-07-27 00:21 | 星雲

北アメリカ星雲 2013

梅雨明け早々の2晩だけ星空の下に立つ幸運に恵まれて以来、日中は暑いのに夜は曇るという天気が繰り返されていた。そこうするうちに7月の新月期は終わってしまった。

ところが、上弦の月も過ぎた7月11日の晩は久しぶりに気持ちよく晴れた。明け方には薄雲が出てくる予報に少し迷ったものの、機材を車に積み込んで八ヶ岳に向かった。あまり山に近づかない方が雲が出にくい予報だったので、市街地に近い市営グラウンド横の空き地に陣取った。

Nikon 8cmを組み上げて極軸合わせを終えたころ、月が沈んだ。盆地の街明かりの影響を避けて、ちょうど天頂にあった北メリカ星雲を対象に決めた。望遠鏡の下に潜り込んで地面に座り込み、おおよその方向に望遠鏡を向けた。思ったよりも風が強くて、鏡筒が時々煽られて振動するほどだ。

眼視では全く存在が確認できないので、試写を繰り返しながらメキシコ半島の付根辺りが中央に来るように微調整しながら少しずつ追い込んでいった。風は次第に弱まってきて、透明度も悪くはない。ようやくイメージした方向に望遠鏡が向き、さあ本格的な撮影をスタートさせようとしたところで、三脚を蹴飛ばしてしまった。

とりあえずロストしたガイド星だけ視野の中央に取り戻して確認してみると、かなりNIkon 8cmの方向がズレてしまっている。しかし時刻は既に午前2時を過ぎており、薄明開始まで1時間もない。もう一度、望遠鏡の方向を調整する時間は残されていない。仕方なく、そのまま撮影を始めた。

薄明が近づくにしたがって再び風が出て来たため、長い露光時間はあきらめてコマ数を稼ぐことにした。薄明時刻を迎えてもしばらく粘っていたが、風が強まりガイド星が視野の中で大きく揺れるようになって撮影を諦めた。テスト撮影が出来て良かったと割り切るには、あまりに貴重な星空だった。

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2013年7月12日 2:24 - 3:15 八ヶ岳山麓北杜市高根
Nikon 8cm (f 1200mm) + Takahashi LE30 (30mm) 手動ガイドによるCanon PowerShot S95 コリメート撮影
No filter (露光時間32秒; ISO 3200) x 36コマ + (露光時間40秒; ISO 3200) x 11コマ 全47コマ積算露光時間 26分 
各露光条件でダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+フラット補正+簡易星マスク+HDR処理


この次に撮影する時には、北アメリカの部分は外してメキシコの辺りを視野の中心に置くことにしよう。露光時間も最低でも1分は欲しい。それに何よりも三脚を蹴飛ばさないように十分に気をつけなくては・・・

それにしても、この写真をパッと見て北アメリカ星雲だと分かる人がどれだけいるだろうか・・・

追記
星雲が視野一杯に広がるためフラット補正が決まらず控えめの増強処理でアップしたが、くっしーさんから指摘があったので、星が飽和しないように星マスクを効かせて、もう少し持ち上げてみた。
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確かに、少し北アメリカ星雲らしくなったような気がする・・・
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by Nikon8cmtelescope | 2013-07-20 23:40 | 星雲

M8干潟星雲 2013

梅雨が明けて厳しい暑さが続いているものの、夜には雲が出て星が十分に見られないまま、7月の新月期も終わってしまった。振り返ると去年の夏も同じような天候で、結局は8月中旬になってようやく星空が時々拝めるようになっていた。

そうなると、夏の星雲星団を撮影するなら5月までの薄明前が勝負ってことになるが、今年はメシエ天体完走を目指していたので、十分に撮影することができなかった・・・。
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2013年5月13日 1:13 - 2:57 八ヶ岳山麓原村まるやち湖畔
Nikon 8cm (f 1200mm) + Takahashi LE30 (30mm) 手動ガイドによるCanon PowerShot S95 コリメート撮影
No filter (露光時間40秒; ISO 2500-1000) x 26コマ + (露光時間64秒; ISO 1000-640) x 16コマ 全42コマ積算露光時間 34分 
オート・ダーク減算 + Photoshop Elementsを用いてコンポジット+フラット補正+簡易星マスク


これは5月半ばに原村で「やまねももんが」さんと遭遇した晩に撮影したM8干潟星雲。途中で雲が出たりしたが何とかコマ数を確保することができた。

昨年は、眼視で確認できる明るい部分を構図の中央に置いて失敗したので、今回は試写しながら慎重に構図を決めた。露光時間など少し条件が異なるけど、昨年の星雲がピンク色だったのに今回はややオレンジ色を帯びたように写っているのはなぜなのだろう。

世間のM8の画像に比べるとコントラストが効いていて雰囲気がちょっと異なるけど、望遠鏡で実際に覗いたイメージに近い感じがするのは、コリメート撮影だから当たり前か。
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by Nikon8cmtelescope | 2013-07-15 01:11 | 星雲

梅雨明けの星雲

梅雨明け早々に撮影してきた・・・

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b0167343_131748.jpg日付が変わる頃には早くも秋の天体が手招きする


撮影していない夏の天体がまだたくさんあるのに、たまらず望遠鏡を向けた・・・・


久しぶりの星空そして手動ガイドはとても楽しかった


日中の灼熱地獄の余韻をたっぷりと残す盆地から逃れて、山で夜風に吹かれる爽快感


微動ハンドを握りしめ一心不乱にガイド星を追う


1コマごとにバックモニターをのぞく時のワクワク感


非日常の自分の時間を味わう・・・



暑さは半端じゃあないけれど、梅雨明けバンザイ!!

(撮影してきた画像の処理は、まだまだこれからです。とりあえず撮影したコマの一部をアップしておきます)
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by Nikon8cmtelescope | 2013-07-10 01:49 | 星雲