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球状星団の視直径は、どうなっているのか?

球状星団を眺める時に規模をイメージするのには、光度と集中度とともに視直径が重要なデータになる。ところが、この視直径のデータが引用先によって結構バラバラなのと、見た目のイメージと合わない場合が多いことに気が付いた。

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写真はクリックすると少し大きくなります
そこで、各球状星団の画像の中心部を70%で統一して切り出し、組み写真にしてみた。基本的な撮影方法はいつも同じなので、拡大率もほぼ同一であるはずで、このようにして各星団を並べて、その見かけの大きさを比較することは可能だと思う。写真に書き込んだ光度と集中度はAstro Artsのサイトから引用したものだ。

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そして、WikidepiaとAstro Artsのサイト、そしてStellariumのデータから各球状星団の視直径を書き出してみた。まずは、そのデータに大きな差があることに驚かされる。このうちWikidepiaのデータは星団ごとに原典が異なる可能性もあるので別にするにしても、Astro ArtsとStellariumのデータの間にも相当に大きな隔たりがあって、呆れてしまう程だ。

Nikon 8cmで見る限りは、多くの球状星団は中心部の星が密集した部分しか見えないので、例えばM5はM13に比べると随分と小さく感じられる。しかし写真で見るとM5は周辺部にかなり広く星が広がっているので、確かに視直径がM13とドッコイドッコイなのも一応は理解できる。しかし、それにしても視直径のデータは、見れば見るほど?????となる。

全体的に見るとAstro Artsの方が写真のイメージに近いが、それでもM3の方がM22より大きい点はやや納得がいかない。あるいは、大型の望遠鏡で写すとM3はもっと広い範囲にまで星が広がっている、ということなのだろうか?

みなさん、どう思いますか?

by Nikon8cmtelescope | 2011-07-20 01:41 | 星団