緊急レポート Canon Power Shot S95によるノーガイド撮影(その1-プロローグ)

お手軽コリメート撮影をCanon Power Shot S90で始めてから2年になる。その間に、後継機のS95が出たのに続き昨年末には国内でもS100が発売された。スタパオーナーさんの記事で登場を知って以来、S100がずっと気になっていた。光学系が明るくなった訳ではないのだが、画質が向上しているというのが魅力的だった。それならS95を飛び越して、折をみてS100に移行しようと考えていた。S90は割合丈夫に出来ているようで、これまでに数回撮影中にアスファルトの上に落としたことがあったが、なんとか大事には至らずに来ていた。しかし昨年秋に落としてからは、無限大のフォーカスが合わなくなってしまった。くっしーさんのように自らの手でどうにかできる訳はなく、また修理に出している間に好天をみすみす逃すのもなんだか釈然としないので、そのまま使い続けていた。以前にアップしたオリオン座の写真がボンヤリとしていたのは薄雲の影響だけではなくて、カメラ本体にも問題があったという訳だ。それでもコリメート撮影の場合は、望遠鏡の側のフォーカスで調整が効いたので使い続けてきたのだった。そんな状況なので、S100の登場には大いに期待をしていたのだった。

年末に写真家の牛山俊男さんにお会いした際に、牛山さんが数日前にS100を衝動買いしたとお聞きした。その際に、牛山さんが非常に気になることをおっしゃった。何と、S100で露光時間を1秒以上に設定するとISOが自動的に80に固定されてしまう、というのである。これは、S100でお手軽天体写真を楽しもうという者にとっては一大事だ。しかし、牛山さんは「もしかしたら調整次第ではISOを変えることも可能なのかも知れませんが・・・」と慎重におっしゃっていたので、淡い期待も抱いていた。そこで、ネット上で天体写真とS100をキーワードに検索を重ねたところ「霞ヶ浦天体観測隊」の「かすてん」さんのブログに行きついた。かすてんさんがS100を新規購入したという記事が載っていたのだ。いてもたってもいられずにコメント欄を使わせていただいて質問したところ、早速に確認して下さり丁寧に返答を記載して下さった。牛山さんの言っていたことは間違いないようだ。

それから間もなく東京に出張する機会を得た。その帰りに駅前の家電量販店に駆け込んだ。カメラ売り場に行ってみると、ディスプレイ機は先客が熱心に試し撮りをしている。やはり人気があるようだ。店内をうろうろしながら待つ事30分、ようやく手にすることができた。マニュアル・モードにして、露光時間を15秒に設定すると祈るような気持ちでISOの調整ダイヤルをまわしてみたのだが・・・。

確かに、ISOは自動的に80に固定されてしまっていた!!!。
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by Nikon8cmtelescope | 2012-01-29 22:16 | 手持ち撮影にこだわる訳