画像処理で蘇る星雲!(その10-M33銀河)

b0167343_1412722.jpg画像処理のやり直しシリーズは、前回と同じく昨年8月の新月期に撮影したM33銀河星雲の画像。

淡い星雲なので、この当時としては相当にがんばって露光時間をかけて撮影し、コマ数も稼いだ対象だ。また天頂方向の対象なので光害の影響は少ない。しかし、外側の淡い腕の部分も持ち上げようと、画像処理で強調処理をキツめに施した結果、星が膨化して明るさが飽和してしまった。

その後に、簡易のフラット補正を追加してみたが、星の飽和状態は当然ながら緩和できていない。しかも、光軸のズレがなぜか強く、フラット補正の効果もいま一歩だった。

そこで、もう一度コンポジットの過程のコマに汎用フラット画像による補正を行った上で、コンポジットをやり直した。その上で、星マスク処理、そしてHDR処理を加えてみた。その結果・・・
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かけた手間に比べて、それほど劇的な効果は出ていないが、以前よりは背景がフラットになって自然な仕上がりになった。また、背景の星もうるさい感じがなくなってスッキリしたし、HDR処理の効果で銀河の微妙な色彩がいくらかは浮き出てきたようだ。
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by Nikon8cmtelescope | 2013-01-26 23:44 | 手持ち撮影にこだわる訳